・遅れてくる辛味
そんなわけで今回のファーストデッキはこんな感じ。おかずは6種類だったので、1回で全部盛り切ることができた。
ミャンマー茶のつもりでコップに注いだのは、フルーツジュース(ぶどうジュース?)で猛烈に甘かった。やっぱり私はまだまだ初心者だ……。
まずスープは、キャベツたっぷりで野菜の旨味と甘さが引き出されている。先日のフレンドシップレストランもスープがとても甘かった。ミャンマーではこの味付けが決まりなのかも。
カレー3種は、日本で一般に浸透している液状のカレーソースのものではなく、ここでは3つともカレー風味のものを指すようだ。たとえばこのスペアリブは、骨付き肉をスパイスを効かせて煮込んでいる。
肉質がしっかりしていて、食い甲斐はバツグン。私の後から入ってきた、ミャンマー人の若い男性は夢中でコレにガッツいていた。若者の喜びそうなパンチのある味だ。
続いてカリン州(カレン州)風のチキンカレーは、タイのグリーンカレーの味付けに近い。カリン州は東がタイに接しているので、おそらくその影響で味付けが近いのではないだろうか。
そしてゆで卵のマサラカレーは、3つのなかで1番親しみを感じるカレーだったんだけど……。これが猛烈に辛い! 口に入れた瞬間はどうってことないんだけど、次第に口の中に火が点るような熱を帯びてくる。
時間経過と共にダメージが蓄積するディレイ攻撃のような辛味。それをわかっていないと、気づかずにうっかり口に入れすぎてしまうから、時間差攻撃は控え目にして頂きたい……。
ほどなく1回目を食べ終えて2回戦目に突入した。
フレンドシップレストランでも感じたことなのだが、ミャンマー料理は野菜の使い方が上手な気がする。たとえば、どちらのお店にもあったブロッコリー炒めものは、その食感をいかしつつ、香辛料で華やかな香りと味に仕上げている。1つ食べるともう1つといった具合に、中毒性のある美味しさだ。
意外だったのが青マンゴーのガピー煮。「ガピー」とは魚介を塩漬けにして発酵させた、ミャンマーの料理に多く用いられるペーストである。
見た目もさることながら、味にもマンゴーらしさを感じない。おそらく私が赤いアップルマンゴーの類しか知らないためだろう。ガピーで煮込んだマンゴーはまったく甘くなく、むしろガピーの塩味をまとって、やや塩辛い。
これもまた次第に口中に辛さが残留し、ディレイ攻撃のようなダメージを与えてくる。気づけばダメージが蓄積してめっちゃ辛い! そんな時はコレ!! ミャンマーチャイ。
紅茶にコンデンスミルクを入れて甘々にしたヤツだ。ひと口飲めば、ダメージ克服! 一気にライフは回復しちゃう!
そんなわけで、今回の食べ放題でミャンマー料理を少し知ることができた。私と同じようにミャンマー料理に興味を持った方はSRRがオススメだ。ここに行けば、料理を味わいながらミャンマー料理を知ることができるぞ!
・今回訪問した店舗の情報
店名 SRR
住所 東京都荒川区西日暮里2-25-1 日暮里ステーションガーデンタワー 3F
時間 11:00~15:00 17:00~23:00
定休日 月曜日
参考リンク:Instagram @SRR Restaurant
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
