2026年からF1では新たなレギュレーションが導入される。マクラーレンのランド・ノリスとオスカー・ピアストリは、待ち構える変化に対し、シミュレーターでの準備時間が増えたと話す。
新しいレギュレーションでは車体はもちろんのこと、内燃機関と電動パワーがほぼ50対50となる新しいパワーユニットが登場する。従来のDRSは廃止となり、アクティブエアロが導入。エネルギーの回生やデプロイのタイミングにおいても、よりドライバーの操作が重要度を増している。
マクラーレンは2月9日にローンチイベントを行なったが、そこでノリスとピアストリは、2026年シーズンのレギュレーションに適応するために、どういった準備を進めてきたかを語った。
「基本的にはこれまでと同じ方法で多くを準備している。ただ、シミュレーターで過ごす時間はやや増えた。さまざまなボタンや操作方法の違いに慣れるためだね」
ノリスはそう語った。
「つまり、手順面の作業が増えているということだ。でも、前年を振り返って何を改善できるかを見直すのはどのシーズンも同じようなことだし、その作業に多くの時間を費やしている」
「ただし今年は新レギュレーションにより、ステアリングにも変更が増えている。だからバーレーンやオーストラリアに向け、すでにシミュレーターで重点的に取り組みを進めているんだ」
またチームメイトのピアストリはドライバーのすべきことが増えるという点では負担が増えると話した。
「ドライバーが考えるべきことは増える。これまでもパワーユニットにハイブリッド要素はあったが、今年はその重要性がはるかに大きくなっている」
「バッテリー由来のパワーが大幅に増える。消費も早く、充電も早い。つまり、よりダイナミックな要素となっていて、常に注意を払う必要があるんだ」
「だから、確かに集中すべき項目はひとつ増えることになるけど、できるだけ速く走るという目的自体は何も変わらない。ただし、ステアリングを握るドライバーにとって新たな課題が増えるのは間違いないだろう」

