ミラノ・コルティナ五輪のメダル破損が、大きな話題となっている。
発端は、金メダルを獲得したアルペンスキー女子滑降のブリージー・ジョンソン(米国)が飛び跳ねて喜ぶと、リボンとの接合部分が外れてメダルが落下。フィギュアスケート団体で金メダルを獲得したアリサ・リュウ(米国)もリボンとメダルが外れたとSNSで公表した。
さらにスノーボードで銅メダルを獲得したルチア・ダルマッソ(イタリア)も同様の問題を訴えた。「もう2回も起きました。1回は表彰台を降りたとき、もう1回はベッドの上で」と明かしている。
クロスカントリーの銀メダリストを獲得したマティス・デロジュ(フランス)のほか、クロスカントリースキー銀メダリストのエバ・アンデション(スウェーデン)も同じ被害を公表し、バイアスロン銅メダリストのユストゥス・シュトレロウ(ドイツ)は「このメダルは一体どうなっているんだ」と疑問を投げかけている。
伊紙『Gazzetta dello Sport』が現地2月9日の記事で、「メダル破損問題が発生。イタリア造幣局が対応」と報道。「パリ五輪ではメダルそのものに問題が発生したが、今回はメダルとリボンをつなぐ留め金が問題になった」と伝えた。
同紙によると、原因は「国際基準に定められている窒息防止用安全システム」にあるという。メダルは強く引っ張ると自動的に外れるよう設計されており、着用者が窒息するのを防ぐ基準が設けられている。今回の場合は基準を満たし過ぎて、結果的にメダルとリボンが離れやすくなっていたようだ。
「オリンピックのメダルはイタリア国立造幣局が製作しており、すでに対応策をまとめている。10日にも専門技術者が各競技会場に赴いて、安全基準を維持しながら、問題を解決する措置を施す予定だ」
これまでアスリートに授与したメダルはすべて交換され、これから使用するメダルについては順次改良を加えるという。
構成●THE DIGEST編集部
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