
歌手のMISIAが開催している全国アリーナツアー「STARTS presents MISIA 星空のライヴ13 GRAND HORIZON」の東京公演が、2月7日、8日に有明アリーナで行われた。ライブ中には転倒するハプニングが起こるも、MISIAはプロ意識の高さで最後まで歌い切り、観客を魅了。また、公演内では5月14日(木)から全国を巡る追加ホールツアーの開催も発表された。
■多彩な演出で見せる「星空のライヴ13」
岩手からスタートした最新ツアーの3カ所目となる公演が、有明アリーナで開催された。強い寒波に見舞われ、雪の影響を受ける中での開催となったが、会場内には満天の星空が広がる別世界が演出された。
ドラム、パーカッション、ギター、ベース、キーボード、そして盟友である黒田卓也(Tp)を中心としたホーン隊が3人、コーラス2人、さらにストリングスが14人という総勢24人からなるバンドに、15人のダンサーが加わる厚みのある編成で、生音を追求したステージが展開された。
綿密にリハーサルを重ねても予測できない、ライブならではの緊張感と熱量に包まれた時間となった。

■不意の転倒も歌声は1秒も止まらず…驚異のパフォーマンス披露
ライブ中盤、4曲で構成されるメドレーの最後を飾る「LOVE NEVER DIES」の歌唱中に予期せぬ事態が発生。MISIAがリズムに乗ってステップを踏んだ際、ステージ上で仰向けに転倒ハプニングが発生した。
一瞬、会場全体の時が止まったような静寂と緊張に包まれたが、MISIAはマイクを決して離さず、倒れた姿勢のまま力強い歌声を響かせた。そのまま演出の一部であるかのように起き上がる姿に、観客のペンライトはさらに激しく揺れ、会場の熱量は最高潮に達した。
ショーは1秒たりとも止まることはなく、MISIAのステージにかける並々ならぬ思いと、「どんな状況でもショーを止めない」というプロとしての誇りを感じさせる瞬間となった。
■ドラマ主題歌の新曲披露とMCなし25曲の挑戦
続いて、2月15日(日)に配信開始となるデジタルシングルの新曲「夜を渡る鳥」が披露された。この楽曲は、同日から配信されるドラマ「北方謙三 水滸伝」(WOWOWオンデマンド、Leminoにて配信)の主題歌で、バレエダンサーの演舞とストリングスの演奏が重なる中、伸びやかな歌声が響き渡った。
本編の最後は、このツアーのために書き下ろした楽曲「太陽のパレード」、アンコールでは「Everything」と「アイノカタチ」を披露。今回のライブは、アンコールを含め全25曲をMCなしのノンストップで歌い切るという、自身のキャリアでも類を見ない挑戦的な構成であった。
MISIAは全ての曲を歌い終えた後、最後に「本当にね、地平線が見えてきて、みんなと一緒に越えている感じがします!」と語り、約2時間のステージを締めくくった。

■5月から全国15会場を巡る追加ホールツアー開催を発表
終演後すぐに、追加公演としてホールツアーがスタートすることが発表。5月3日(日)の神奈川・Kアリーナ横浜公演でアリーナツアーを終えた直後、5月14日(木)の福岡公演を皮切りに全国15会場19公演を巡るホールツアーが開始する。
同ツアーは、9月の山梨・河口湖ステラシアターまで続く長期間の開催。アリーナとは異なる、より密なライブ空間が全国各地で展開される予定だ。


