Bloombergによると、マクラーレン・レーシングのザク・ブラウンCEOがチームの株式買収が「全て完了」したことを認め、チームの時価総額が41億ドル(約6130億円)に到達したようだ。
現在マクラーレン・レーシングの大株主を務めるのは、バーレーンの政府系ファンドであるムムタカラットと、アブダビの自動車投資グループで既にマクラーレン・グループを所有するCYVNホールディングス。2025年9月初旬にはチームの株式70%を所有するこの2社が残る30%の株式獲得に乗り出すことが報じられていた。
そして今回の株式買収が完了したことで、ムムタカラットとCYVNがマクラーレン・レーシングをムムタカラットとCYVNが完全に傘下に置くこととなった。
ブラウンCEOはこう語る。
「このスポーツは今、まさに熱狂的な盛り上がりを見せている。あらゆる指標、チームへの需要がそれを物語っている。リバティ・メディアがこのスポーツを買収し、予算制限を導入したのはつい最近のこと。これにより各チームの財政的安定性、コース上での安定性と競争力が確保されたのだ」
「これは素晴らしいことだ。ファンが数千万、数億単位で集まり、スポンサーやスポーツパートナーもかつてない規模で参入している。スポーツは今まさに熱狂の渦の中にある。この勢いが続くことを願っている」
そしてブラウンCEOはF1ブームがピークに達したのではないか、という主張を否定した。
「そうは思わない。スポーツ全体を見渡せば……私は決して全てのスポーツに詳しいとは言えないが、人気は永遠に上昇の一途を辿っている。どんなスポーツであれ、記録的な契約が成立するたびに皆が『異常だ』と言う」
「でも振り返ってみると、5年でさらに上がっている。だから特に我々のスポーツには成長の余地があると思う。24レースあるが、おそらく30戦ぶんの需要がある需要は強いんだ」
「我々のマシンには、マスターカード、グーグルなど世界最高のブランドが名を連ねている。素晴らしい競争がある。昨年は4チームがレース勝利を掴み、7人の異なるドライバーが複数のレースを制した」
「30年間このスポーツを追ってきたが、こんな光景は初めてだ。コース上の競争は最高レベルだ」
「Netflixがカメラで捉えたようなコース外のドラマも素晴らしい。グランプリ開催への需要はかつてないほど高まっており、多くの点でこのスポーツはまだスタートラインに立ったばかりだ」

