最新エンタメ情報が満載! Merkystyle マーキースタイル
脳トレ四択クイズ | Merkystyle
吉沢亮「この作品に関わった皆さまのおかげ」主演俳優賞を受賞&映画「国宝」が最多7冠<毎日映画コンクール>

吉沢亮「この作品に関わった皆さまのおかげ」主演俳優賞を受賞&映画「国宝」が最多7冠<毎日映画コンクール>

「国宝」で主演俳優賞を受賞した吉沢亮
「国宝」で主演俳優賞を受賞した吉沢亮 / 撮影:田中隆信

俳優の吉沢亮が、2月10日に都内で行われた「第80回毎日映画コンクール」贈呈式に出席。映画「国宝」で主演俳優賞を受賞した。

■主演俳優賞は「国宝」の吉沢亮「改めてすごい現場だったと感じております」

「毎日映画コンクール」は、1946年に日本の映画産業の振興に寄与し、国民に映画の楽しさを広く伝えることを目的に、毎日新聞社とスポーツニッポン新聞社によって創設された映画賞。演技、作品はもちろん、撮影や美術、録音などのスタッフ、一般映画ファンが選ぶ賞など、幅広い部門を設けている。

主演男優賞を受賞したのは、「国宝」で主演を務めた吉沢。同作は、吉田修一が3年間歌舞伎の黒衣をまとい、楽屋に入った経験を血肉にして書き上げた渾身の小説を映画化したもの。任侠の一門に生まれながらも、歌舞伎役者の家に引き取られ、芸の道に人生を捧げた主人公・喜久雄の50年を描いた壮大な一代記。

吉沢は「本日はこのような栄誉ある賞を頂きまして非常に光栄でございます。本日はたくさんの『国宝』のスタッフの皆さんが受賞されていて、現場ぶりにお会いできたスタッフの方もいらして、非常にうれしかったです。改めて、こんな素晴らしい皆さまと『国宝』でご一緒できたんだなと、改めてすごい現場だったと感じております」と、「国宝」が主演俳優賞を含む7冠を達成した喜びと、感謝の気持ちを伝えた。
「第80回毎日映画コンクール」贈呈式より
「第80回毎日映画コンクール」贈呈式より / 撮影:田中隆信


■吉沢亮、中井貴一の言葉が頭の中を駆け巡る

今の心境については「数年前、別の映画祭の授賞式で、僕は助演男優賞で呼んでいただいたんですけど、その時の主演男優賞は中井貴一さんでした。その時の中井さんのスピーチとがすごく印象的で、『助演男優賞は自ら取りに行くものだけど、主演男優賞は皆さまから頂くものだ』という話をされていました。なんだか今、その言葉が非常に僕の中を駆け巡っています」と、中井貴一の言葉を引用して表現。

そして、「僕が今、この場に立てているのも、李(相日)監督が喜久雄という役に出会わせてくれて、たくさんの素晴らしいスタッフ、キャストの皆さまに支えていただいて、そしてたくさんの方に映画を愛していただいて、この作品に関わってくださった皆さまのおかげで僕はこの場に立っています。ありがとうございました」と、監督、スタッフ、キャスト、映画を見た人たちに感謝の言葉を届けた。
2階席に手を振る吉沢亮
2階席に手を振る吉沢亮 / 撮影:田中隆信


「第80回毎日映画コンクール」贈呈式より
「第80回毎日映画コンクール」贈呈式より / 撮影:田中隆信

■助演俳優賞・佐藤二朗「この作品を取りこぼさないで見てくださった全ての方々に」

助演俳優賞は佐藤二朗と窪田正孝が受賞。佐藤が出演した「爆弾」は、呉勝浩のベストセラー小説を原作に、「帝一の國」「キャラクター」の永井聡監督が映画化したもの。東京のどこかに爆発予定の“爆弾”が仕掛けられたという前代未聞の事態を舞台に、取調室での尋問と現場の捜査が同時進行するスリルとサスペンスに満ちたストーリーで、佐藤は謎の中年男“スズキタゴサク”を演じた。

佐藤は「役者一人では何もできないんで、当たり前ですけど、感謝したい人を早口で言います。2分しかないんで」と言って、原作者、プロデューサー、監督、スタッフ、共演者の山田裕貴らの名前を挙げ、「ありがとうございます」と感謝の気持ちを伝え、「そして何より、この作品を取りこぼさないで見てくださった全ての方々に、この場を借りて深い感謝を申し上げたいと思います」と伝えた。
VTRでメッセージを届けた窪田正孝
VTRでメッセージを届けた窪田正孝 / 撮影:田中隆信


■助演俳優賞・窪田正孝「役者をやってきて良かったなと思っています」

もう一人の受賞者、窪田が出演したのは「宝島」。戦後沖縄を舞台に、史実に記されてこなかった真実を描いた真藤順丈の小説「宝島」を大友啓史監督が、妻夫木聡を主演に映画化。窪田は、妻夫木演じるグスクと広瀬すず演じるヤマコの幼なじみで、戦果アギヤーとして嘉手納基地に忍び込んで捕まるレイを演じた。

窪田は贈呈式に出席できなかったが、VTRでメッセージを届けた。「栄誉ある賞を頂きまして本当にありがとうございます。すごく光栄です。『宝島』は大友啓史監督が本当に愛をもって、一番に率先して引っ張ってくれて、主演の妻夫木さん、広瀬すずさん、(永山)瑛太さんの4人と沖縄の地で毎日丸焦げになりながら大変な撮影をしてきて、沖縄の歴史をみんなで伝えられて、迫力あるシーンもいっぱいあって、それが一つの形として評価いただけたことをうれしく思います。みんなで取った賞だなと思います。『宝島』に参加できたことがうれしいですし、役者をやってきて良かったなと思っています。これからも怠らず、一映画ファンとして役者という仕事を頑張っていきたいなと思っております。ありがとうございました」と撮影を振り返り、感謝の気持ちを伝えた。

◆取材・文=田中隆信
吉沢亮と佐藤二朗
吉沢亮と佐藤二朗 / 撮影:田中隆信


林裕太、李相日監督、吉田大八監督、吉沢亮、佐藤二朗
林裕太、李相日監督、吉田大八監督、吉沢亮、佐藤二朗 / 撮影:田中隆信

■「第80回毎日映画コンクール」受賞結果

日本映画大賞:「敵」(吉田大八監督)
外国映画ベストワン賞:「ワン・バトル・アフター・アナザー」(ポール・トーマス・アンダーソン監督)
主演俳優賞:吉沢亮「国宝」
助演俳優賞:佐藤二朗「爆弾」
助演俳優賞:窪田正孝「宝島」
スポニチグランプリ新人賞:林裕太「愚か者の身分」
監督賞:李相日「国宝」
脚本賞:奥寺佐渡子「国宝」
撮影賞:ソフィアン・エル・ファニ「国宝」
美術賞:種田陽平、下山奈緒 「国宝」
音楽賞:原摩利彦「国宝」
録音賞:白取貢「国宝」
ドキュメンタリー映画賞:「よみがえる声」(朴壽南、朴麻衣監督)
大藤信郎賞:「普通の生活」(水尻自子監督)
TSUTAYA DISCAS映画ファン賞・日本映画部門:「おいしくて泣くとき」(横尾初喜監督)
TSUTAYA DISCAS映画ファン賞・外国映画部門:「F1/エフワン」(ジョセフ・コシンスキー監督)
「第80回毎日映画コンクール」受賞者
「第80回毎日映画コンクール」受賞者 / 撮影:田中隆信

あなたにおすすめ