ミラノ・コルティナ五輪は現地2月10日(日本時間11日)、フィギュアスケート男子ショートが行なわれ、2022年北京五輪銅メダリストの鍵山優真103.07点で2位発進。佐藤駿が9位、三浦佳生が22位で日本勢は全員がフリーに進出した。
2日前の団体戦で銀メダルに輝いた鍵山は最初の4回転+3回転のトウループを軽やかに美しく決める。GOE(出来栄え点)の速報値は高い加点を得た。続く4回転サルコウは完璧。3つ目のトリプルアクセルはイーグルからの入りで高さ、幅はバッチリだったが着氷時に手をつき乱れる。
しかし、逞しさを増した若きエースはすぐに気持ちを切り替えてスピン、ステップを軽やかに踏みすべて最高評価のレベル4を獲得。パーフェクトとはいかなかったが、それでも質の高い演技に会場は大歓声。日本のエースは少し悔しさをにじませつつも、笑顔を浮かべて声援に手を振って応えた。
同じく団体戦で銀メダルに貢献した佐藤は高難度の4回転ルッツを着氷。続く4回転+3回転の連続ジャンプは1つ目が着氷後にまわり過ぎてしまい、2つ目が2回転に。演技後は両手を胸に合わせて「ごめん」というようなジェスチャーをみせた。
日本勢の先陣を切った初出場の三浦は最初の4回転ジャンプが2回転になってしまい、後半の4回転トウループは転倒。ジャンプに精彩を欠く内容で演技後はうなだれた。
トップに立ったのは米国のマリニン。公式練習に姿をみせなかったが、世界王者は貫録あるノーミス演技を披露。大技4回転アクセルを回避しつつも、2本の質の高い4回転を降りて108.16点とシーズンベストに近い高得点を挙げた。
▼フィギュアスケート男子ショート結果
1位 イリア・マリニン(米国) 108.16点
2位 鍵山優真 103.07点
3位 アダム・シャオ イム ファ(フランス) 102.55点
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9位 佐藤駿 88.70点
22位 三浦佳生 76.77点
構成●THE DIGEST編集部
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