F1はバーレーン・インターナショナル・サーキットで、2月11~13日にプレシーズンテストを実施する。そこで使用されるタイヤの各チームが指定したセット数が発表された。
バルセロナでの非公開シェイクダウンを経て、F1サーカスはバーレーンで計6日間のプレシーズンテストを実施。各チームは新レギュレーションに準拠して設計された新型マシンへの理解を深める機会を得る。
走行可能時間は10時から14時、休憩を挟んで15時から19時までの各日計8時間だ。日本時間で言えば、16時から20時、21時から25時までとなる。
テスト後半となる2月18~20日を含めると、今季ピレリが供給する計6種類のタイヤコンパウンドでテストをすることが可能だが、同時に全種類使用することはできない。
11日からの3日間はスリックタイヤのうち硬い順からC1、C2、C3コンパウンドが使用可能。これら3種類を最大28セットまで使用でき、これに加えてインターミディエイトタイヤ1セットが供給される。
18日からの3日間はC1~C5の全スリックタイヤコンパウンドが使用可能となり、各チーム最大24セットが使用できる。雨用のタイヤは供給されないが、テスト前半で使ったタイヤ(走行9周以内のセット)を持ち越すことが可能だ。
従来通り、各チームは規則に従い、許可された最大セット数の中で各コンパウンドのセット数を自由に選択できる。
両テストセッションにおけるコンパウンド識別を容易にするため、C1とC2のロゴは白色、C3とC4は黄色、最も柔らかいC5は赤色となる。さらに、C1・C3・C5のサイドウォールにはチェッカーフラッグがデザインされる一方、C2とC4にはピレリとPゼロのロゴのみで、追加のマーキングは施されない。
つまり11日からの3日間は、白いマーキングのタイヤ2種類、黄色のマーキングのタイヤ1種類が使われる。インターミディエイトタイヤは緑のマーキングだ。
各チームの選択を見ると、バルセロナで順調だったメルセデスはC3タイヤを20セット持ち込んでおり、C1タイヤは6セット、C2タイヤは2セットという選択となっている。フェラーリやハースもC3タイヤを20セット持っており、フェラーリはC1が2セットに、C2が6セット。ハースはC1とC2を4セットずつとなっている。
これらのチームはC3タイヤを多く持ち込んでいることから、マシンチェックのための走行というよりは、パフォーマンスを追求したテストプランを立てているのではないかと予想できる。
バルセロナでは走らなかったウイリアムズを含め、11チーム中8チームがC3タイヤを16セット以上持ち込んでいる。
一方で、バルセロナでは走り出しが遅れたアストンマーティンはC3タイヤが8セット。この他、王者マクラーレンや新規参入のキャデラックといったチームもC3タイヤ8セットという選択になっている。これらのチームはどちらかと言えばできるだけ走行距離を稼ぎたいと考えているのではないだろうか。

