長野県大町市を拠点にフォトグラファーとしてスノーボードに携わり続けてきた遠藤励。ここ数年は北極圏への遠征を重ね、そこに住む先住民族との交流の様子を写真に収め、作品を発表してきた。2024年には、その行動力と圧倒的な表現力が評価され、日本写真家協会(JPS)が主催する笹本恒子写真賞を受賞している。
しかし、彼の原点はスノーボードコミュニティ。今回の写真展ではその原点に立ち返り、写真表現の新たな可能性を探る。本展は自身のルーツを見つめ直す意味合いも込めて、90年代から2000年代初頭の膨大な撮影フィルムを、アート作品として再構築するというもの。
過去を振り返り、未来を見据えて今を表現する。スノーボードシーンに一石を投じる、作品群を目の当たりにしてほしい。
【開催概要】
▶9/30(火)〜10/4(土)
時間:10:30〜18:30(日曜・月曜・祝日休館)
会場:CANONギャラリー銀座 / 東京都中央区銀座3-9-7
▶11/11(火)〜11/15(土)
時間:10:00〜18:00(日曜・月曜・祝日休館)
会場:CANONギャラリー大阪 / 大阪市北区中之島3-2-4
【作家プロフィール】

遠藤 励(えんどう つとむ)
長野県大町市生まれ・在住。
スノーボードの黎明期を目撃し、90年代後期から身近な存在だったスノーボーダーを撮り始め活動開始。現在まで国内および北米・欧州のボードカルチャーの専門誌やメディアに作品を提供。また、雪にまつわる作品表現にも傾倒し、『snow meditation』や『水の記憶』など雪や氷河の作品シリーズを発表。2018年より北極圏への遠征を重ね、そこに暮らす先住民の生活を追体験しながら、原始的民俗の変遷を記録し、現地で急速に進行する自然資源開発や気候変動が及ぼす影響を考えながら作品化に取り組んでいる。2024年日本写真協会新人賞、第7回笹本恒子写真賞受賞。
Information
「SHAKE-UP THE OLD FUTURE
スノーボードフォトグラフィーの進行形・集団的共有の跡に残るもの」
公式サイト:https://personal.canon.jp/event/photographyexhibition/gallery/endo-shakeup
