結婚の成功と失敗の分岐点
最後はいよいよ「結婚」です。
結婚はゴールではなく、長期的なパートナーシップのスタートです。その成否は、恋愛と同棲で積み上げてきたものに大きく左右されます。
結婚がうまくいく夫婦の特徴
結婚がうまくいく夫婦は、恋愛と同棲に必要な条件を満たしているのが特徴です。
つまり、生活面・価値観・問題解決能力・協調性・チームワークなどを段階的に確認してきた関係です。
そのため、恋愛から同棲、そして結婚へと自然に進んだ夫婦ほど、結婚後のギャップが小さくなります。なぜなら、すでに衝突や調整を経験しているため、問題が起きても冷静に向き合える土台があるからです。
育児や家事、家計、ワークライフバランス、ライフスタイルなど、結婚後にもまだまだ多くの壁や変化やミッションが待っています。
百戦錬磨の夫婦ほど、こうしたハードルを「前にも一緒に乗り越えたものね」と、軽く乗り越えていきます。
結婚がうまくいかない夫婦の特徴
恋愛や同棲といったプロセスを十分に踏まずに結婚したケースは、うまくいかない確率が高くなります。
勢いや年齢、周囲の期待だけで結婚すると、現実とのズレが一気に表面化しがちです。
また、ずっと違和感を覚えながらも、時間や労力といったサンクコストを捨てられず、ずるずる交際を続けた末に結婚したケースも注意が必要です。
「ここまで来たから別れられない…」という理由での結婚は、問題を先送りしているに過ぎません。
結婚を目前にしても違和感が消えないのなら、思い切って破談にするのも、自分の人生を大切にする勇気ある選択だと筆者は感じます。
【総評】うまくいく男女の共通点
うまくいく男女は、信頼関係を築くのに十分なプロセスをきちんと経ています。一方で、「この人とは合わない」と感じたときには、未練なくすぱっと別れ、次のステージに目線を向けられるしなやかさも持っています。
彼らは男女の別れを悲観的に捉えていません。むしろ、「次のステップへのプロセスのひとつに過ぎない」と考えています。このポジティブな捉え方こそ、恋愛や結婚がうまくいっている人の共通点です。
恋愛・同棲・結婚がたとえうまくいかなかったとしても、それ自体は大きな問題ではありません。本当の問題は、別れを必要以上に悲観的に受け止め、その決断を先送りにしてしまう優柔不断さです。
前に進むためには、時には別れを決断する必要があります。それが人間関係の本質でもあります。
「この人と別れたらもう二度と恋のチャンスは訪れないかもしれない…」
「長い時間をかけて交際してきたのだから、いまさら別れられない…」
「一人になるのが不安だから、一応この人との関係は続けておきたい…」
こうした感情は、むしろ自分の殻を破るチャンスでもあります。
出会いと別れを繰り返すのが人生の本質です。その本質から目を背けず、常に人生の新しい幕開けを楽しみましょう。
そのしたたかさこそ、恋愛や同棲や結婚だけでなく「人生そのものを成功に導く資本」です。
