ミラノ・コルティナ五輪のフィギュアスケート男子シングルのショートプルグラム(SP)が、現地2月10日(日本時間11日)に行なわれ、イリア・マリニン(米国)が108.16点でトップ発進。鍵山優真が103.07点で2位につけた。
2022年北京五輪銀メダリストの鍵山は、逆転できるのか。注目が集まるなか、10年バンクーバー五輪7位入賞の織田信成氏がTBS系列の「ひるおび」に出演。現地13日(同14日)に行なわれる男子フリーの展望を語った、
ショートの演技を見た織田氏は鍵山の出来栄え点の高さを強調。冒頭の4回転トウループ+3回転トウループで4.07点、2本目の4回転サルコウで3.88点が加点されたことに触れ、「(鍵山にとって)3点とか4点は普通。絶対に取れない。他の選手は大体2点台で、僕も4回転で綺麗に跳んで2.7ぐらい。3.88とか4点って正直、綺麗よりも上」と絶賛。「ビューティフルじゃなくてワンダフルぐらいの『すごいジャンプですよ』という評価」と手放しで褒め称えた。
一方、鍵山の4回転ジャンプが3種類(トウループ、フリップ、サルコウ)に対して、マリニンは6種類すべて4回転を跳ぶことができる。それだけでなく、ステップなどの要素も高く評価した織田氏は「50年後の世界からタイムスリップしてきたんじゃないかと思うぐらい、異次元すぎ」と激賞。金メダル争いについては、以下のように見立てた。
「マリニンは4回転アクセルを含め、(フリーの)ジャンプ7本すべてで4回転をやってくると思います。そうなった時に鍵山選手は、4回転フリップを入れて構成点を上げて。僕は冒頭の4回転など4本のジャンプ、ここで鍵山選手の得意である出来栄え点の高さをたたき出せれば、近づけるのではと思っています」
24年シーズンから国際試合負けなしのマリニン。金メダル最有力候補といわれる絶対王者のぶ厚い壁を日本のエースは、崩すことができるだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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