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「何の役にも立たない」下積み時代ROLANDが、あだ名”焼きそばパン”から歌舞伎町の帝王になれた理由

「何の役にも立たない」下積み時代ROLANDが、あだ名”焼きそばパン”から歌舞伎町の帝王になれた理由

まったく売れない日々を乗り越えた「言葉の力」

「何の役にも立たない」下積み時代ROLANDが、あだ名”焼きそばパン”から歌舞伎町の帝王になれた理由

売れない日々の中で、ローランドさんは自分なりの戦い方を模索していました。

当時のホスト業界は、お客さまとどれだけ親密な関係を築けるか、デートに行けるかという「関係性の深さ」で勝負する世界。女性との会話が得意ではないローランドさんにとって、その戦い方では勝ち目がありません。そこで見出したのが、言葉をロジカルに構築する力です。

「もともとモテた経験がないから、感覚で喋れないんですよ。だから俺は、女性に喜んでもらえる会話をロジカルに構築するしかなかった。でも、恋愛的な関係性で勝負する売れっ子ホストと同じ土俵で戦っていたらきっと埋もれてしまう。それならホストの接客スタイルとして新しいカテゴリーをつくってしまえばいい。競合のいないブルーオーシャンなら戦えると考えたんです」

こうして生まれたのが、ロマンチックな言い回しや哲学的な表現を武器にする「名言」接客スタイルです。「口先だけでホストやりやがって」と批判されることもありましたが、ローランドさんには確信がありました。

「ホストの本質は、身体的な接触ではなく、言葉で心を動かす力です。今は理解されなくても、いずれ自分のスタイルが評価される時代が来る。俺が時代に合わせるんじゃなくて、時代が俺について来い、というスタンスを貫きました」

「何の役にも立たない」下積み時代ROLANDが、あだ名”焼きそばパン”から歌舞伎町の帝王になれた理由

その独自のスタイルを確立するために目をつけたのが、YouTubeでした。YouTubeがまだプロモーション手段として主流ではなかった2017年、いち早く動画でのブランディングを開始。「お酒を飲まないホスト」「至高のプロ意識の持ち主」というエレガントなキャラクターを確立しました。

その戦略は見事に成功します。2018年ごろからはテレビ出演も増え、名言が話題となり、一気にブレイク。さらにローランドさんの挑戦はそこでは終わらず、2019年、26歳で独立を決意しました。

「自分が感じていた、業界の疑問や矛盾を解消した“正しいホストクラブ”をつくりたい。プレイヤーから“業界を変える側”にまわろうと思ったんです」

自身がオーナーを務めるホストクラブ『THE CLUB』を立ち上げた後も躍進は続き、現在では、美容事業や飲食店などを経営する実業家となりました。

そんなローランドさんが今大切にするのは、「常に過去最高」であり続けること。
「『人生で1番かっこいい瞬間はいつ?』と聞かれたら、常に『今』と答えたい。そんな自分でいられるなら、素敵なはたらき方ができている証拠ですね」

適当に生きるな。今、全力でやれ

さまざまな挫折を経て、実業家として活躍するローランドさんですが、今でも「コンプレックスはたくさんある」と言います。しかし、ローランドさんのコンプレックスの捉え方はとても前向きなものでした。

「コンプレックスを抱くことは、その人が高い目標を持っている証拠だと思っていて。現状に満足していたら、コンプレックスなんて抱きません。だから、伸びていく人って、多分どれだけ成功してもずっとコンプレックスを持ち続けられる人なんですよ。満足したら終わりだから」

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そして、そのコンプレックスをエネルギーに変えることができたのは、数々の挫折があったからだとローランドさんは語ります。

「あこがれよりも、悔しさや反骨心のほうが人を動かす力は強い。もし俺がNo.1ホストへのあこがれだけでホスト業界に飛び込んでいたら、多分初日で辞めていました。でも俺には『一発逆転したい』という反骨心があった。『あこがれ』という燃料より『悔しさ』という燃料のほうが遠くに行ける。圧倒的な挫折が、俺に燃料を与えてくれました」

「何の役にも立たない」下積み時代ROLANDが、あだ名”焼きそばパン”から歌舞伎町の帝王になれた理由

最後に、今の仕事に迷いを感じている人、転職を考えている人など、モヤモヤを抱える若者が楽しく自分らしくはたらくためのメッセージを伺いました。

「やり残したことがあると成仏できないって言うじゃないですか。仕事も同じで。適当に向き合って辞めたら、『もうちょっとやれたかも』という呪縛のようなものをずっと抱えながら次の目標を探すことになるんです。でも全力で取り組んだのなら、潔く次に行ける。結果なんて二の次でいいんです。モヤモヤを成仏させるために、今、全力でやれ。これが俺からのメッセージです」

(「スタジオパーソル」編集部/文:間宮まさかず 編集:いしかわゆき、おのまり)

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