見えるのはいつ・どこ? 観測のポイント
ただし、サングレーザー彗星は予測が難しい天体でもあります。太陽に近づく途中で分解してしまう可能性もあり、その場合は期待した姿が見られないかもしれません。
一方で、分解の過程で一時的に急激な増光が起こることもあり、そうした変化そのものも観測対象になります。
観測条件として有利なのは、4月中旬以降の明け方の空です。特に南半球では比較的見やすいとされています。北半球でも観測の可能性はありますが、彗星は地平線近くに現れるため、見通しの良い場所を選ぶ必要があります。また、月明かりの影響を避けるため、新月前後のタイミングが狙い目です。
マップ彗星は、短期間で劇的な変化を見せる可能性を秘めた、非常に珍しい存在です。実際に肉眼で見えるかどうかは、彗星自身が太陽接近をどう乗り切るかにかかっています。
それでも、空を見上げる価値は十分にあるでしょう。2026年4月上旬、夜明けや夕暮れの空に注目してみてはいかがでしょうか。
参照
Astronomical News「Comet MAPS Approaching Earth: Will It Become Visible to the Naked Eye in April 2026?」
Astronomy「A new comet was just discovered. Will it be visible in broad daylight?」
Space.com「Will a bright comet adorn our early spring sky? Why astronomers are getting excited about Comet C/2026 A1 (MAPS)」

