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サインツJr.「レッドブルはPUで一歩先にいる」フォードと組んでの参戦は大成功か?

サインツJr.「レッドブルはPUで一歩先にいる」フォードと組んでの参戦は大成功か?

バーレーンでF1のプレシーズンテストが進んでいるが、レッドブルが今季から初投入している自社製パワーユニット(PU)が、ライバルよりも一歩先んじていると、カルロス・サインツJr.(ウイリアムズ)は評価している。

 レッドブルは近年ホンダ製PUの供給を受けていたが、レギュレーションが切り替わる2026年からは自社製PUを投入することを決断。フォードとパートナーシップを組み、PUの内製化を進めてきた。

 バルセロナのシェイクダウンテストでは順調だったレッドブル陣営だが、ライバルはそのPUの出来に注目している。有力候補と目されるメルセデスのトト・ウルフ代表はバーレーンテスト1日目に、レッドブル・フォードのPUが現時点でのベンチマークになっていると語っており、特に電動モーターからのエネルギーディプロイ(エネルギーの放出や配分)が優れていると評価していた。

 そういった考えに同調しているのが、メルセデスPUカスタマーであるウイリアムズのサインツJr.だ。彼はバーレーンテスト1日目の内容からは、レッドブルが一歩先んじているように見えると語った。

「まだ本当に初期段階だけれど、昨日のGPSデータで判断しなければならないなら、現時点ではレッドブル・フォード・パワートレインズがやっていたことは他の誰よりも明確に一歩先を行っていたのは事実だ」

 サインツJr.はそう話す。

「小さな差ではなく、はっきりした差で、とても印象的だった」

「もし彼らが、このまったく新しいレギュレーション、完全に新しいエンジン、新しい人員体制で開幕戦に現れ、しかも最速かつ最も信頼性の高いエンジンを持ち込むことができたなら、帽子を取って敬意を表し、彼らが生み出したものを称賛せざるを得ないだろう。少なくとも昨日彼らが見せていたものは非常に印象的だった」

 GPSデータはメルセデス陣営の評価に一定の裏付けを与えている。ロングスティントにおいてフェルスタッペンはバッテリーを十分に回復させることができ、その結果ストレートでは350kWの電動パワーを最大限に発揮し、ラップを重ねるごとにライバルより高い最高速を安定して記録していた。

 もっともサインツJr.が指摘するように、プレシーズンテストでは各チームの走行プログラムの違いや作戦といった注意すべき点が存在する。また、チームにはまだ5日間のテストが残されていて、2026年規則の焦点となっているPU戦略の最適化を詰めていく段階にあることも確かだ。

 2026年シーズンの新レギュレーションでは、電動モーターから生み出されるエネルギー量は前世代の3倍に増え、最大出力の半分を占めている。一方でバッテリーの最大容量は従来とほぼ同じであるため、ドライバーは1周の中でバッテリーを何度も使い切ってしまう可能性がある。その結果、バーレーンテストでは、可能な限りエネルギーを回生するために、低速コーナーでより低いギヤを使いエンジン回転数を保つ走りが見られた。これは、一部はドライビング技術によるものであり、同時にPUのソフトウェアも過去のラップから学習し、回生とディプロイの挙動を最適化するようプログラムされている。

 サインツJr.は、コーナリング性能を犠牲にすることなくこうしたエネルギー回生技術を最適化することが、総合的なパフォーマンスを引き出す鍵になると語る。

「このレギュレーションの鍵は、そのふたつを切り離すことではなく、両方を一体として統合することだ」

「昨日見た限りでは、レッドブルはドライバーに妥協を強いることなく、まさにそれを実現しているように見えた」

「クルマが特定の方法でダウンシフトするよう求めてきたら、ドライバーはその指示に従うだけだ。だからこそ、バーレーンで最終的に300周、400周と走った後には、ドライバビリティとパフォーマンスを向上させようと、あらゆるテクニックを整理することになるだろう」

「だからこそ、PU、ギヤボックス、そしてドライバーの好みをひとつに合わせていくことが必要だと言っているんだ。要素のうち、ひとつでも思い通りにいかなくなったら、その瞬間から問題が生じ始める。だから適応し、適切な方法を見つける必要があるんだ」

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