チーフたまごっちオフィサーが登場!?
再ブームの裏側をのぞき見するため、販売元のバンダイを訪ねたところ、ピンクのジャンパーを羽織り、たまごっちで遊んでいるちょっとコワモテのオジサンが。
「一応、チーフたまごっちオフィサーっていうのをやっています」と自己紹介してくれたのは、開発の初期から携わってきた辻太郎さん。たまごっちが考え出された1995年ごろは、バンダイが経営不振だったそうで……。
「何とかヒット商品をということで、1995年の夏ぐらいに(山梨県の)山中湖のホテルで企画合宿をやりまして。(野球の)1,000本ノックに近いような形で、たくさんの企画が出てきました」

“たまごっち”は元々は男の子向けだった!?
その中にあった1つが、たまごっちの企画。着想段階では「男の子が卵型の腕時計で、虫のようなデジタルペットを育てる」という商品で、意外にも男の子向けのおもちゃでした。
「その企画が出てきた時のことはあまり覚えていないくらい、もしくは絶対売れないだろうなというふうに思っていたぐらい、反対派ばっかりだったと思います」
それでも企画チームは諦めず、渋谷の街で商品の印象をたずねていくと、たまごっちの独特の個性が女子高生にウケていることが分かり、男の子向けから方向転換し製品化。すると、50万個が即日完売したのです。