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エンジン圧縮比に揺れるメルセデスは「弱いふり」して騙そうとしてる? フェルスタッペンが批判

エンジン圧縮比に揺れるメルセデスは「弱いふり」して騙そうとしてる? フェルスタッペンが批判

レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、メルセデスが批判されているエンジンの圧縮比問題で得るアドバンテージは大きく、ライバルがテストでは意図的に実力を隠していると批判した。

 2026年からF1はレギュレーションが新しくなり、パワーユニットでもMGU-Hが廃止になるなど変化が加わっている。そしてオフシーズン中から話題となっていたのは、メルセデスがレギュレーションで定められた圧縮比(16:1)の検査に合致しながらも、実際の走行時にはより高い圧縮比を実現したのではないかという”疑惑”だ。

 この問題に対し、メルセデス側は合法性を確信していると話す。なおメルセデスのトト・ウルフ代表は、仮に圧縮比を高めていたとしても、得られるアドバンテージは世間でウワサされているほどではなく、「2~3馬力」に過ぎないと語っていた。

 しかし、そんなライバルチーム代表の見解に真っ向から反発しているのがフェルスタッペンだ。彼は前述のウルフ代表の言葉について訊かれると、次のように語った。

「間違いなくゼロをひとつ足す必要がある! もしかするとそれ以上かもしれない。ただ、彼らが今やろうとしていることはよく分かっている」

 フェルスタッペンの最後の言葉は、メルセデスがそうやってアドバンテージを小さく見せることで、注意をそらそうとしているという示唆だ。特にFIAが圧縮比に関する重要な決断を迫られている今、目立たないようにしていると考えられる。

「ひとつ言えるのは、メルボルンまで待って、そして彼らが突然どれだけのパワーを手にするかを見てみよう、ということだ。僕は今でも、もう分かっているけどね」

 フェルスタッペンはメルセデスが他のどのチームよりも、極端に『弱いふり』をしていると主張する。

「バーレーン1日目に僕たちが多くの周回を重ねたから、明らかに焦点をこっちへ移そうとしている。だけど物事を双方の視点から見る必要がある。メルボルンまで待って、彼らがストレートでどれだけ突然速くなるか、様子を見てみよう」

 またフェルスタッペンは、ライバル陣営がテストを通じてレッドブルを2026年の有力候補と持ち上げていることも、ナンセンスだと語る。

「過去10年の冬季テストを振り返ってみても、特に今回のような新レギュレーションでは、初日で誰が世界王者になるか分かるとは思えない」

「僕としては、これは陽動戦術に見える。でも構わないよ。僕たちはチームとしてここでやるべきことに集中しているからね。正直なところ、まだ学ぶべきことが山ほどある。この新レギュレーションは非常に複雑になっていて、とにかく周回を重ねたいんだ。それで、やっと先に進めるんだ」

 その一方で、今F1が非常に政治的な側面を見せている事自体は、苛立つことではないとも彼は語る。

「いや、誰でも好きなことを言えばいい。僕はもう気にならない段階にいる。まったく影響はないよ。特にマシンが運転していて楽しいものでないならなおさらだ。その場合は別のことに取り組むんだ。例えばGT3カーを良い状態に仕上げるために努力したりね」

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