
劇場長編アニメ「新劇場版 銀魂 -吉原大炎上-」の初日舞台挨拶が2月13日に都内で行われ、声優の杉田智和、阪口大助、釘宮理恵、監督の安藤尚也、主題歌を担当したSUPER BEAVERが登壇した。
■涙あり笑いあり、ジャンプコメディーの金字塔「銀魂」
シリーズ世界累計発行部数(デジタル版含む)7300万部、空知英秋氏により「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)で連載されていた漫画「銀魂」。ギャグと壮絶アクション、そして人情や絆も詰め込んだ痛快エンターテイメントで、2003年連載開始から約20年を経た現在も、「銀魂20周年プロジェクト」として大型企画が続々と展開する中、20周年プロジェクト最後の大トリとして、完全新作画で描かれる劇場長編アニメ「新劇場版 銀魂 -吉原大炎上-」が2月13日に公開。
時は宇宙から来た異星人・天人(あまんと)と地球人が共存している江戸時代。かぶき町の何でも屋=万事屋銀ちゃんこと坂田銀時(CV:杉田)は、かつて「白夜叉(しろやしゃ)」と呼ばれ恐れられた侍だったが、いまは刀を木刀に持ち変えて、志村新八(CV:阪口)・神楽(CV:釘宮)とともに気ままに暮らしていた。そんな彼らのもとに様々な依頼が舞い込んでくる。完全新作画で描かれる本作の舞台は、法の力が及ばない巨大な地下遊郭都市・吉原桃源郷となっている。
■杉田、本作の話を聞いた時「ドッキリだと思いました」
完全新作画で描かれる本作。本作の話を聞いた時の感想を杉田は「ドッキリだと思いました。終わったんですよ、この作品。『銀八先生』がアニメ化すると言われたのが少し前なんですが、その時も“うそでしょ~、あ、ほんとにするんですね”と言ったのですが、今回も同じリアクションをしました。今作はスタッフが変わり、アニメシリーズには出ていなかったキャラが登場し、ほんとに生まれ変わるんだなと」とコメント。
すると、阪口も「そうだよね、ファイナルしたもんね。うそだと思うよね(笑)。 台本もらうまでは実感がなかったです」と同調し、釘宮も「私もお話を聞いたとき、“本当ですか?”と何回も聞いてしまいました(笑)。頑張ろうと思いました」と笑顔で振り返った。
一方、今作が『銀魂』の映画の初監督となる安藤は「なんとか公開できたらというスケジュールで頑張って作っていたので、皆さんから温かい拍手をいただけて一安心しています。1年間、『銀魂』のことだけ考えて作ってきたので、初日を迎えられてうれしく思います」としみじみ。
■安藤監督が作品の注目ポイントを告白
完成した作品を見た感想を聞かれた杉田は「見た方の感想を聞きたいですね。どうでしたか?楽しかったとか、よかったとか、そういう声がたくさん集まると、やがて大きな力となって、何かを動かすかもしれないので、SNSなどでよろしくお願いします」と投げかけ、続けて、阪口は「“大炎上編”だからって、炎上されるのはやめてね!温かいメッセージをいただけたら」と会場からは笑いが起きた。
また、上映後の舞台挨拶ということで、司会から「2回、3回と見ていただけるとして注目してほしいポイントはどこですか?」との質問が。安藤監督は「自分は勝手に“ハタ皇子を探せ”っていうのをやっていて。実は、ハタ皇子が隠れてるっていうのが何カットかあるので、探してもらえたらなと」と告白。そんな安藤の話を聞いた釘宮は「そんなにありました?」と驚きの声を上げ、観客からも気づいたと数人の手が上がり、安藤監督が「よく見ないとわかんないんですけど、浮世絵みたいな屏風とか、あの絵の中にあって。細かいんですけど」と明かした。
■杉田「『銀魂』と向き合ってくれるといいなと心の底から思います」
イベントの終盤には、スペシャルゲストとして着ぐるみの銀時とエリザベスが登場。杉田らキャスト陣からは「大丈夫?」「ゆっくりでいいからね」「段差に気をつけて!」「割と俊敏だね」とさまざまなコメントが飛び交い、会場は和やかなムードに。司会から、追加の舞台挨拶と、着ぐるみの銀さんとエリザベスが全国を練り歩く『銀魂ぜんこくあんぎゃ2026』の開催が発表されると、釘宮が「大活躍!」と喜ぶ様子を見せた。
そして、杉田は「作品には魂が囚われている、という感性はこれからも育ち続けると思います。これから皆さんは、次に来る世代の人たちに“伝える”という楽しみがあるんです。映画を見てからテレビアニメシリーズを見ても良いですし、どこから見てもいいので、そうやって『銀魂』と向き合ってくれるといいなと心の底から思います。たくさんの声を届けてください」とメッセージを送った。

