『STARDOM NIGHTER in KORAKUEN 2026 Feb.』後楽園ホール(2026年2月13日)
○妃南&朱里&羽南&姫ゆりあ&安納サオリ&玖麗さやかvs刀羅ナツコ&琉悪夏&吏南&稲葉あずさ&フキゲンです★&小波×
妃南がワンダー王者・小波に直接ピンフォール勝ちして、実力者揃いの12人タッグで主役を奪取。白いベルト挑戦を決定的にすると、「もう勝たなきゃいけないんですよ、私たちは」とH.A.T.E.一強の状態からの脱却を決意した。
後楽園大会のメインイベントで、朱里&妃南&羽南&姫&安納&玖麗がユニットの枠を超えて合体。H.A.T.E.の小波&刀羅&琉悪夏&吏南&あずさ&フキゲンと対戦した。
IWGP女子&STRONG女子王者の朱里、ワンダー王者の小波、ゴッデス王者の刀羅&琉悪夏、アーティスト王者の小波&吏南&フキゲン、ワールド女子王者・上谷沙弥に挑戦表明した玖麗、ワンダー王座挑戦に名乗りを上げている妃南と注目のメンバーが揃い踏みする形に。2・7大阪大会で右手の指を負傷し、約1ヵ月程度欠場することになった上谷不在の状況だったが、試合は白熱した。
上谷がいない聖地で主役になろうと仕掛けた玖麗だったが、待っていたのはH.A.T.E.の倍返し。集中砲火を受けて防戦一方に。しかし、吏南に反転式ダイビングボディアタックを見舞って自力で反撃した。越境合体となっただけに、普段見られない朱里と安納の連係も実現。羽南と吏南が払い腰で競り合うなど姉妹対決もヒートアップする。
そんな状況で小波と妃南が対峙。妃南は飛びつきダイヤモンドカッターを繰り出すと、エルボー合戦で気持ちをぶつけ合った。H.A.T.E.が数的有利な状態を作ると、小波もランニングローキックから脇固めで拷問する。だが、負けじと玖麗が加勢すると、妃南は払い腰をズバリ。その後も投げ技を連発して小波を追い詰めた。
H.A.T.E.は再び妃南に集中攻撃を浴びせると、合体フェイスクラッシャーもさく裂。ここぞとばかりに、小波は投げ捨てジャーマンからダイブ式ジャンピングハイキックで蹴り飛ばした。妃南が大ピンチを迎えたものの、羽南がカットに入ると、越境軍がH.A.T.E.分断に動く。玖麗と姫が同時プランチャを敢行。孤立した小波に、安納の投げ捨てジャーマン、朱里のランニングローキック、羽南のスライディングエルボースマッシュが次々と決まると、妃南もリストクラッチ式変型エクスプロイダーを繰り出した。
粘る小波はスリーパーで絞め上げ、ハイキックからトライアングルランサーを狙うも、妃南は猛抵抗。飛び込んだ吏南のムチ攻撃を回避して誤爆を誘い、外道クラッチで丸め込む。小波は肩を上げたものの、朱里のハイキックから妃南が変型ジャックハマーをズバリ。あえてフォールにいかず、「終わり!」と叫んでからマッドスプラッシュを落として、小波から3カウントを奪った。
妃南がワンダー王者の小波に土。すでに小波は受けて立つ構えを見せていたが、これでワンダー王座挑戦が決定的となった。
「妃南」コールの中、マイクを持つと、「小波から3カウント獲ったぞ!」と雄叫び。「今日勝ったってことは、白に挑戦ってことでいいですよね? まあ、今日負けて受けないってことはないと思うんですけど、今日勝つだけじゃなくて、タイトルマッチでも私が勝つんで覚悟しといてください」と小波に通告する。それを受けた小波は「いいよ、妃南。もちろんやろうよ」と口にしてから、ベルトでの殴打を狙うが、妃南はキッチリと防御。越境軍がH.A.T.E.を場外に蹴散らす。妃南は「今日は私たちが勝ったんだから帰れ!」と下がらせた。
実力者揃いの中で、中央に立った妃南は「今日はSTARSとコズエンとGod's Eye、6人で組みました。今ね、H.A.T.E.対他のユニットってなってて毎回毎回正規軍が勝てば『絶対H.A.T.E.を倒します』って言ってるんですよ。でも、もうお客さんも聞き飽きましたよね。もう勝たなきゃいけないんですよ、私たちは」と対H.A.T.E.脱却に意欲。2025年に上谷がプロレス界の中心に立ち、爆発的な人気を得ると、他のメンバーも暴れ回り、H.A.T.E.がベルトを独占している状態になっているが、妃南はその状態を覆すことを改めて決意した。
そして、「しかも、私はH.A.T.E.だけじゃなく、コズエンもSTARSとももっと戦いたいと思っているし、もちろん個人で朱里さんに負けたくないと思っているんで。そのためにもまずは私が白いベルトを獲ります」と誓い、「まずは皆さんでH.A.T.E.を倒しましょう」と呼びかけた。最後は妃南が号令をかけて、越境チームでの「今を信じて明日に輝け。We are STARDOM!」合唱で後楽園大会を締めくくった。
バックステージでも、妃南は「今ってH.A.T.E.対他のユニットという感じで、もう見飽きたんじゃないかなって」と指摘し、「まずはH.A.T.E.対ほかのユニットというのを脱却するために、白いベルトを必ず獲りたいと思っています」と力強く宣言した。H.A.T.E.一強の状況を変えるべく、その第一歩として小波超えを狙う。
【妃南の話】「今日、後楽園で私が小波から3カウントで勝ちました。前回の大阪で私は小波に挑戦表明して、今日ここで、メインで勝ったってことは挑戦OKってことですよね? ここで負けて、いや、しないですよって、そんなチャンピオンじゃないって私は思ってるんで。さっきリングでも言いましたけど、今ってH.A.T.E.vs他のユニットって感じで、もう見飽きたんじゃないかなって。自分自身ももっと他のユニットと戦いたいと思ってるんで。今日一緒に組んだコズエンもSTARSにも私は負けたくないと思ってるし。もちろん個人として安納サオリもそうですし、羽南も、もちろん同じユニットの朱里さんにも私は負けたくないと思ってるんで。このH.A.T.E.vs他のユニットっていうのを脱却するために、まずは私が白いベルトを必ず獲りたいともいます。そこから私はもっといろんなユニットと戦っていきたいと今日思いました。ありがとうございました」
【試合後の安納&玖麗】
▼安納「玖麗さ、今度赤いベルト挑戦するん?」
▼玖麗「したいって言ってます。本当に悔しくて悔しくて悔しくて。サオリさんが両国であんな感情剥き出しに戦って、あんな凄い試合しても負けて。カッコよかったけど、メチャクチャ悔しくて。もう私がいくしかないんだと思ってます。私が勝って、私が…上谷沙弥から勝つのは私だと思ってます。挑戦を受けさせます」
▼安納「なんでそんな自信なさげに言うの? この挑戦表明したことで、いろいろ言われちゃったりして気持ち的に病んでる? そんなことない? 私はカッコいいと思ったよ。目標を見つけて、その目標に向かって行動してる玖麗さやかってメッチャカッコいいなと思った。結果出したらもっとカッコいい。あと、私のことで悔しいって、ありがとう。でも玖麗は玖麗自身のことだけを思って進んでよ」
▼玖麗「はい。絶対挑戦受けてもらうし、絶対私が勝ちます」
▼安納「OK」
【試合後の羽南&姫】
▼羽南「後楽園ありがとうございました。メインで妃南が勝って、ベビーで締めることができたんですけど、私が前回のゴッデス負けてしまって。今メッチャ悔しいんですよ。(涙声になって)今日もメインひーに獲られて…もう悔しいけどさ、勝てなくて。何も言い返せないし。私は今日勝てたけど、あんまりうれしくなかったなって思っちゃいました。でも、ここから上がるだけだから。上がって上がって、下がることはもうないから。私がH.A.T.E.を倒したいと思います」
▼姫「今、飯田さんもビーさんもいないんですけど、その分ももっともっとゆりあがお二人の穴埋めをできるように頼もしくなります。そしてやっぱ今日コモモさんがハイスピードをやっていて、ずっとコモモさんはハイスピードを巻くことを一途に思い続けていて、その姿がカッコいいなと思うし憧れました。自分はあれも欲しい、これも欲しいってなっちゃってるし、順位つけられないけど、やっぱり今一番フューチャーが欲しいので、もっともっと力をつけてフューチャーを確実に狙っていきます」
▼羽南「よし、頑張っていこう」
▼姫「はい」
▼羽南&姫「ウィー・アー・STARS!」
【小波の話】「おい、妃南。たくさんの仲間の力を借りて、やっと私に勝利してうれしかったか? それとも、このベルトに一歩近づいたようでうれしかったか? 違う、勘違いするな。お前は私のコレクションになるために一歩近づいただけだからな」

