アメリカの若者たちがラフで機能的ファッションスタイルにヒントを得て、日本で生まれたカジュアルファッションが「アメカジ」です。ドレスやトラッドのような厳格なルールを持たないアメカジは、時代の流れやカルチャーと密接に結びつきながら発展を遂げてきました。自由な着こなしが可能であるからこそ、より多くの人々に受け入れられ、親しまれてきたのだといえます。では果たして、本当にルールなど存在しないのでしょうか? 答えはNO。アメカジは自由ではありますが、自由のなかにもルールはあるのです。特にアメカジを生業とする業界人たちは、それぞれの経験則や好みに基づき、各人各様の“マイルール”を築き上げているのです。今号では、アメカジの代表アイテムであるジーンズ、シャツ、ブーツ、革ジャンからハットや紺ブレに至るまで、その人が持つ着こなしルールを紹介してもらいました。また、シルバーネックレスの組み方やスタイリストによるコーディネイトなども。ファッションが一番楽しめる季節、秋冬に向けてウォーミングアップをしてみませんか。またフライト塾の亀屋塾長とモヒカン小川が「A-2と飛行機にどっぷり浸かる」をテーマにアメリカを旅してきました。前編となる今号では、オハイオ州のデイトンにあるアメリカ空軍博物館を訪れています。今号も秋冬ファッションをメインに、クルマやアクセサリー、カフェなど今月も情報満載! 乞うご期待!
俺のアメカジルール。

厳格なルールはなく、自由な着こなしを楽しめるのが「アメカジ」の醍醐味。しかし、日本のアメカジ業界を牽引するキーマンたちはそれぞれのマイルールを持っています。アイテムに分けて、着こなしのマイルールを紹介してもらいました。
FIRST-ARROW’sに学ぶシルバーネックレスの組み方。

シルバーネックレスの醍醐味は、1つペンダントヘッドをつけるにとどまらず、チャームを追加したりとカスタムを楽しむことです。しかしそこにもルールがあります。ファーストアローズでそのルールをレクチャーしてもらいました。