ミラノ・コルティナ五輪のフィギュアスケート男子シングルのフリーが、現地2月13日(日本時間14日)に行なわれ、ミハイル・シャイドロフ(カザフスタン)が逆転で金メダルを獲得。銀メダルは鍵山優真、銅メダルは佐藤駿と日本男子がダブル表彰台に立った。
歴史に残る大波乱の展開になった。ショートプログラム(SP)首位のイリア・マリニン(米国)がジャンプミスが相次ぎフリー15位、総合8位とメダル圏外に。SP3位だったアダム・シャオイムファ(フランス)は同12位で7位に沈んだ。
結果的に2大会連続の銀メダルだった鍵山も序盤のジャンプで転倒するなど、フリーの得点は6位にとどまった。そのなかでSP6位だったチャ・ジュンファン(韓国)はフリーで5位となる181.20点をマークし、合計点は273.92。同国の男子で過去最高順位となる4位入賞を果たした。
銅メダルの佐藤は274.90点で、両者の差は僅か0.98点差。あと一歩で表彰台を逃したこの事実に注目したのが、母国メディアの『mydaily』だった。
同メディアはチャ・ジュンファンが韓国フィギュア界初の快挙をもう少しで手にできたと惜しみ、ショートプログラムでの採点問題を再燃。男子シングルの結果を受け、ショートでの低評価を改めてクローズアップしている。
『mydaily』は「ショートプログラムでチャ・ジュンファンは92.72点を獲得したが、当時、海外メディアでも素晴らしい演技だったにもかかわらず得点は低い評価を受けたという話があった」と指摘。その事実として、ショートで4回転サルコウなど3つのジャンプをすべて着氷した本人のコメントを、以下のように紹介している。
「結果が出た時、予想よりも点数がかなり低く出た。悔しい気持ちは正直ないわけではなかった。望むような得点を受け取れなかったが、その瞬間に最善を尽くしたという事実は変わらない。技術点は本当に厳しく採点するなら認めて受け入れることができるが、演技構成点は私がやったことに比べて少し物足りなく出たという考えが浮かびます」
もっとも同メディアは採点に対して強い異議を申し立てるつもりはないようで、「チャ・ジュンファンはフリースケーティングの演技を終えた後、ミックスゾーンで『3度目のオリンピックが終わるその時間を待っていたし、どうなるか気になった。フリースケーティングで一度ジャンプミスがあったが、ショートプログラム以降は皆さんにお伝えした通り、すべてを出し切ってできたと思う。だから満足だ』と明かした」とポジティブな内容で記事を締めくくった。
フィギュア男子での韓国勢メダル獲得の悲願成就は、4年後に持ち越しになった。
構成●THE DIGEST編集部
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