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レッドブルが新世代F1に不満抱えるフェルスタッペンに対してできること「勝てるマシンを提供することだけ……彼を満足させられるかは別の話」

レッドブルが新世代F1に不満抱えるフェルスタッペンに対してできること「勝てるマシンを提供することだけ……彼を満足させられるかは別の話」

レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、今季から導入される新レギュレーション下のマシンについて、痛烈に不満を訴えている。レッドブルとしては素晴らしいマシンを提供することで、その想いが解消されることを期待している。

 今季のF1マシンは、エネルギーマネジメントがこれまで以上に重視されることとなり、ドライビングスタイルが昨年までとは一変する。テストやシミュレーターでの作業を通じて、ドライバーたちはその新しいスタイルに慣れる作業に勤しんでいるところだ。

 しかし、そのスタイルに不満を訴えているドライバーもいる。その筆頭がフェルスタッペンだ。フェルスタッペンは「ドライブしていて楽しくない」とか、「ステロイドを投与したフォーミュラEみたい」などど、批判的な発言を繰り返している。

 フェルスタッペンの想いはかなり本気のようで、今年のマシンは「僕がF1を長く続けるための助けにならないことは確かだ」とも語っている。もしそうなれば、フェルスタッペンは早々にF1を引退することになるかもしれない。

 フェルスタッペンは以前から、F1へのモチベーションが薄れつつあることを度々語ってきており、GT3マシンでのレースに挑む準備も進めている。今回のことがその後押しとなってしまう可能性も十分にある。

 しかしチームとしては、おいそれとチャンピオン経験者を手放すわけにはいかない。しかも、レッドブルが手塩にかけて育ててきたフェルスタッペンならなおさらだ。そのためにレッドブルとしてできることは、フェルスタッペンにできるだけ速いマシンを与え、勝利を重ねる手助けとすることだけだ。

「彼を満足させることが、私の目標ではない」

 レッドブルのテクニカルディレクターであるピエール・ワシェはそう語った。

「レースに勝てば、彼を喜ばせることができる。私とチームの仕事は、彼が上位で戦えるだけのツールを確実に提供することだ。レギュレーションそのもの、そしてこのレギュレーションによってマシンのデザインがどうなるか、そしてマシンのフィーリングがどうなるかは、我々の管轄外だ」

「これはFIAにおける議論であり、我々も参加することはできるが、我々の主な目的や焦点は、マシンをより良くすることだ」

 つまりワシェは、フェルスタッペンにF1引退を思いとどまらせるのは、FIAの仕事だと言っているのだ。

 レッドブルにできること、それは勝てるマシンを作ることだけだ。しかしRB22が勢力図のどこに位置付けられるかは不明だ。なぜなら、おそらくほとんど全てのチームが、自分たちのペースを隠しているはずだからだ。

 メルセデス勢は、現時点でのベンチマークはレッドブルであると公言している。彼らは、圧縮比に関する問題で槍玉に挙げられており、その矛先を別に向けようという意図もあるかもしれない。

 しかしワシェは、そのメルセデスの主張を真っ向から否定する。

「なんとも言えない」

 レッドブルの現状のパッケージについて尋ねられたワシェはそう語った。

「我々はベンチマークではない。フェラーリ、メルセデス、マクラーレンというトップ3チームが我々の前にいるのは明らかだ」

「我々の分析によれば、我々は後れを取っているようだ。しかしライバルと比較して、我々の立ち位置について語るのは難しい。各チームの走行プラン、燃料のレベル、パワーのレベルなど、状況によって判断が難しいからだ。現時点ではそれ(レッドブルが4番目だということ)が我々の分析だ。正直に言って、間違っている可能性もある。我々はその分析にあまり時間をかけず、改善することに集中しようとしている」

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