ハイブランドのストールを選ぶポイント
ストールは本来肩掛けとして使われるものなので生地が薄く、マフラーに比べるとサイズが大きなものが多いのが特徴です。用途や着用シーンに合わせてハイブランドのストールを選ぶポイントを知っておきましょう。
ポイント①素材
素材により質感や肌に触れたときの温かさが違うので、季節や用途に適したものを選びたいところです。ストールによく使われる素材は次のようなものがあります。
・カシミヤ:ヤギの毛だけで織られており、とてもやわらかくて暖かいです。
・カシミヤシルク:シルクならではの艶があり、カシミヤの持つやわらかな風合いが特徴です。
・シルク100%:なめらかな肌触りでオールシーズン使えます。
・リネン:天然素材の麻で織られています。通気性や吸湿性に優れ、さらっとした肌触りなので夏向きです。
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”カシミヤ”ってどんな素材?エルメスやルイヴィトンなどのおすすめアイテムもご紹介
2020.9.25
秋口に入り、今年の秋冬コーディネートを考えられている方も多
ポイント②サイズ
ストールのサイズは一般的に幅30~50cm、長さは180cm以上が標準。しかし実際には形やサイズなどにバリエーションがあります。主なサイズのバリエーションは次の通りです。
・大判サイズ
羽織りやひざ掛けなど幅広く使えます。巻き方のアレンジも楽しいです。巻き方によっては小顔効果も期待できます。
・ストールサイズ
大判ストールよりも一回りほど小さく、ストールにもマフラーにもなるサイズ感です。大判ストールだと大きすぎると感じる小柄な人にもおすすめです。
・マフラーサイズ:首回りに巻くのを楽しみたいなら、首に掛けるだけでIラインができるマフラーサイズがおすすめです。コーディネートのポイントとして活躍します。
ストールとマフラーの違いとは?それぞれの特徴、選び方を解説
ストールとマフラーは一見よく似たアイテムですが、サイズ感や使用する季節、素材などに違いがあります。2つの違いを知った上でコーデに取り入れれば、より洗練されたコーデが叶うはずです。今回は、ストールとマフラーの特徴と違い、おしゃれなストールの巻き方やコーディネートを解説します。
ハイブランドのストールを永く愛用するためのお手入れ方法
ハイブランドの上質なストールは、しっかりお手入れをすれば永く愛用できます。またそれはサステナブルな行動とも言えます。ハイブランドのストールを永く愛用するためのお手入れ方法をみていきましょう。
ストールの素材に合ったお手入れをする
まずは洗えるかどうか品質表示をチェックします。コットンシルクやカシミヤシルクなどの混紡素材は、よりデリケートな素材のほうに合わせてお手入れしましょう。おしゃれ着用の中性洗剤を溶かしたぬるま湯の中で優しく押し洗いが基本です。よりやわらかく仕上げたければ、柔軟剤を、ハリを出したければ洗濯のりを使います。水が滴らない程度に優しく水気を取ります。洗濯機で脱水するなら10~30秒が目安です。
カシミヤストールはこまめにお手入れをする
カシミヤはウールよりも毛が細くやわらかいですが、そこが弱点でもあります。毛と毛の間に空気をはらむのでホコリがたまったり毛玉ができたりしやすく、クリーニングにも弱いのです。使うたびに洋服用のブラシをかければ毛玉を防ぎ、光沢やふんわりした感触をキープできます。2年、3年も経てば毎日のお手入れの大切さを実感できるはず。きちんと手入れされたカシミヤは10年経っても美しい姿を保ちます。

