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「素晴らしい輝きを放っている」久保だけじゃない!ソシエダの20歳日本人DFを指揮官&番記者が絶賛!「守備をするために生まれてきたような男だ」【現地発】

「素晴らしい輝きを放っている」久保だけじゃない!ソシエダの20歳日本人DFを指揮官&番記者が絶賛!「守備をするために生まれてきたような男だ」【現地発】


 2021年5月、レアル・ソシエダが33年ぶりのコパ・デル・レイ優勝に沸いたわずか1か月後。シャビ・アロンソ率いるサンセ(Bチーム)は、60年ぶりとなるセグンダA(2部)昇格という快挙を成し遂げた。

 クラブは2部での戦いに備え、ロベルト・ナバーロ(現アスレティック・ビルバオ)やヘルマン・バレラ(現エルチェ)といった有望な若手6人を補強したが、ナバーロを除いてはトップチームに定着できず、チームも1年で降格の憂き目に遭った。

 しかし、それから3年後。セルヒオ・フランシスコ監督率いるサンセが再び昇格を果たすと、クラブは大きな転換点を迎える。近年ソシエダを大躍進に導いたイマノル・アルグアシルの退任を受け、その巨大な穴を埋める後継者として、チームを2部へと押し戻した実績を買われたセルヒオ・フランシスコがトップチームの指揮官に指名されたのだ。

 呼応するように、フロントにもメスが入った。長年スポーツディレクターとしてイマノルとタッグを組んでいたロベルト・オラベが去り、その右腕として着実に地歩を固めていたエリック・ブレトスが昇進。現場とフロントの両輪で、新たな体制が産声を上げた。
 
 2部での過酷なシーズンに向けて、クラブは補強を最小限にとどめ、昇格の立役者たちを信じる道を選んだ。現在のサンセには、華やかな「バイオリニスト(天才)」は少ない。だが代わりにあらゆる敵に立ち向かう、堅実で強力な「軍隊」のような結束力がある。

 その中で唯一行われた補強が、誰も知らない驚きの獲得だった。京都サンガF.C.から期限付き移籍(150万ユーロの買い取りオプション付)で加入したカズナリ・キタ(喜多壱也)だ。左利きで本職のセンターバックに加え、左サイドバックもこなすマルチなディフェンダー。空中戦にも強さを発揮する。

 キタのサン・セバスティアンへの「着陸」は、タケ・クボ(久保建英)とは対照的だった。日常的にバスク語を話す地元出身の若手選手よりも流暢にスペイン語を操るタケに対し、キタは英語もスペイン語もほとんど話せない状態でやってきた。現在は同僚のトマス・カルボネル、ダニ・ディアスの2人と共同生活を送っており、練習場やその自宅では愉快なエピソードが絶えないという。

 同居する2人によれば、キタはいつも笑顔を絶やさず、性格は至って控え目。外出よりもインドア派で、自宅で過ごす時間を好んでいるようだ。一方で、カルボネルやディアスの親戚の子供たちとのビデオ通話には気軽に割って入るなど、気さくな一面も持ち合わせている。ちなみに、彼の趣味はボウリングだという。
 
 ピッチに立てば、この20歳は素晴らしい輝きを放っている。適応過程ではミスを犯したこともあったが、ひとたびその時期を過ぎると定位置を確保した。冷静かつアグレッシブ。常に集中を絶やさず、ビルドアップの質も高い。

 そのプレースタイルは、常に最悪の事態を想定して動く、アンチェロッティが定義するところの「悲観的なディフェンダー」そのものである。そのパフォーマンスを鑑みて、クラブが遅かれ早かれ150万ユーロの買い取りオプション行使に向けて、交渉のテーブルに着くのは既定路線と見られている。

 セルヒオ・フランシスコからマタラッツォへの監督交代は、キタにトップチームへの扉をさらに大きく開いた。アメリカ人新指揮官は初陣のアトレティコ・マドリー戦に招集し、その能力を高く評価していることを示した。

「左利きのセンターバックがいれば、戦術の選択肢が増える。守備、攻撃、得点、すべてにおいて広がるんだ」

 そう語るマタラッツォは、かつてシュツットガルトで指導したヒロキ・イトウ(伊藤洋輝/現バイエルン・ミュンヘン)を引き合いに出し、「彼によく似ている。非常に高い能力を感じるよ」と絶賛した。
 
 マタラッツォは、日本人選手の規律と適応力に深い敬意を抱いている。

「私は日本文化のファンなんだ。タケはナイスガイで、彼のベストを引き出すのが楽しみだ。一方のキタはまさに『守備をするために生まれてきた』ような男だ。常に警戒を怠らず、左足のキックも精度が高い。まだまだ成長過程でトップチームのレベルを肌で感じていく必要があるが、ポジティブな印象を与えており、順調なスタートを切っている」

 タケが放つ圧倒的な輝きと、キタという新たな才能の台頭。ソシエダにはますます日本語が響き渡り、その表層は東洋の色に染まりつつある。タケの存在がキタにとって大きな心の支えになっているだろうことは、想像に難くない。ラ・レアルにおける日本革命は、まだ始まったばかりだ。

取材・文●ミケル・レカルデ(ノティシアス・デ・ギプスコア)
翻訳●下村正幸

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配信元: SOCCER DIGEST Web

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