
整った容姿とスマートな振る舞いで“王子”と呼ばれる女子高生・滝口宵と、同じく“王子”と呼ばれる一つ年上の先輩・市村琥珀の恋愛模様を描くTVアニメ「うるわしの宵の月」(毎週日曜昼4:30-5:00、TBS系/ABEMA・FOD・Hulu・TVer・Leminoほかで配信)。第4話では、宵と琥珀がキス寸前まで距離を縮める。互いにドキドキしながらも、自分の気持ちに無自覚な2人のやりとりに視聴者から「もうそれ好きじゃん」とツッコミが相次いだ。(以下、ネタバレを含みます)
■それって恋?宵の問いに琥珀は……
自分への気持ちが読めない市村琥珀(CV:鈴木崚汰)に、「それって、ちゃんと恋なんですか?」と問いを投げかけた滝口宵(CV:一宮麗)。しかし、軽く受け流され、「ちゃんと好きって言われてないですから!」と捨て台詞を吐いて逃げてしまう。
取りようによっては、宵が琥珀からの「好き」という言葉を待っていると思われかねない発言。宵自身もなぜ、そんなことを言ってしまったのか分からない。完全に、琥珀にペースを乱されている状態だ。
一方、琥珀も自分が宵に固執している理由はよくわかっていない様子。そんな中、親友の桑畑春(CV:熊谷健太郎)と茜仙太郎(CV:葉山翔太)に「目が離せなくなる」とこぼしたところ、「それって一目惚れってやつじゃないの?」と指摘され、驚く。
今までは、誰にアプローチされてもスルー。自分自身も誰かに夢中になるという経験をしたことがない琥珀にとっては、“本気の恋”が何なのかもわからなかった。モテモテで女性に慣れているのかと思いきや、案外恋愛初心者なのかもしれない。

■宵と琥珀のキス未遂にドキドキ
翌日、宵は琥珀に謝りに行くが、「なんとも思ってない」と返される。そのことに少しショックを受けている自分に気づく宵。しかし、琥珀からデートの日に食べれなかった餃子を食べに行こうと誘われると途端に嬉しくなり、ジェットコースターのように感情がアップダウンする。
中華料理屋でも、宵は琥珀にドキドキしっぱなしだった。偶然にもお店でばったり出会った春と仙太郎から相席してもいいかと問われるも、琥珀はキッパリと断る。さらには仙太郎たちの視線を遮るように、向かいの席から宵の隣に移動。肩と肩が触れ合い、宵が緊張した様子で「先輩はこれくらいなんでもないんでしょうけど」と溢すと、「(緊張)するよ」と琥珀も顔をほんのりと赤らめた。
だが、その帰り道、琥珀は宵への気持ちについて「正直、まだよくわかんねぇ」と明かす。宵がショックを受けていると、「だからさ、俺も試してみていい?」とおもむろに彼女の頬に触れる琥珀。だんだん顔が近づき、キスの一歩手前に。宵も無抵抗だったが、琥珀に「いいの?このままだと本当にするけど」と言われて我に返る。キスは未遂に終わったものの、その日、2人は手を繋いで帰るのだった。
■本人たちは無自覚…“恋の温度”を知った2人
翌日も宵は恥ずかしくて、琥珀と目を合わせることができない。そんな宵に琥珀は冗談半分で壁ドンし、「俺のこと、避けてるでしょ」と問い詰める。宵が何も答えられないでいると、不意に髪の毛を取ろうと彼女の首筋に触れる琥珀。宵は驚いて、その手を払ってしまった。
すると、琥珀は「宵ちゃんの嫌がることはしない」と宣言。その場から立ち去ろうとする琥珀の裾を取り、宵は「私は別に……その」と何かを言いかける。利根のばら(CV:山根綺)と日比谷寿(CV:瀬戸桃子)がやってきて、思わず逃げてしまったが、そこで宵は気づいてしまった。琥珀に触れられるのが嫌だったわけじゃない。むしろ、心のどこかでキスを期待してしまったことを。
その瞬間に体が熱くなる宵。一方、琥珀も宵が立ち去った後、「心臓、やっべぇ」と崩れ落ちるようにその場に座り込む。第4話のタイトル通り、“恋の温度”を知った2人。急速に距離を縮めながらも、自分の恋心に無自覚な宵と琥珀のもどかしいやりとりに、視聴者からは「もうそれ好きじゃん」「ええからはよキスせえ!!!!!」「琥珀は無自覚で宵ちゃんのことがかなり好きなんやね」「正式に付き合っちゃいなよ」とツッコミが相次いだ。
◆文/苫とり子


