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AKB48の新たな一歩…工藤華純&川村結衣&花田藍衣が語る「21年目」の決意と新曲への思い

AKB48の新たな一歩…工藤華純&川村結衣&花田藍衣が語る「21年目」の決意と新曲への思い

AKB48の工藤華純、花田藍衣、川村結衣にインタビュー
AKB48の工藤華純、花田藍衣、川村結衣にインタビュー / 撮影:山田健史

20周年イヤーを全速力で駆け抜けたAKB48が、2月25日(水)に67thシングル「名残り桜」をリリースする。“桜”がタイトルに付くのは15年ぶり。注目度が高まっている21年目最初のシングルは、19期生の伊藤百花をセンターに抜てき。発売前ながらテレビの歌番組で大きな話題となっている。そんな新曲について、シングル表題曲初選抜入りとなる18期生・工藤華純、同じく初選抜の19期生・川村結衣、3作連続選抜入りの19期生・花田藍衣に、それぞれの“期”の特徴とニューシングルについて語ってもらった。

■初選抜の喜びと21年目のグループを背負う責任感

――工藤さんと川村さんはシングル表題曲初選抜ですが、決まった時の気持ちを聞かせてください。

工藤:私はグループに在籍している間に選抜に入れるのかなってずっと不安に思っていたので、選抜メンバーに選ばれてすごくうれしかったです。20周年イヤーが終わって、21年目で私たち現役メンバーだけで作っていく最初のシングルになるので注目度も高いですし、20周年イヤーを超えるような盛り上がりをどうやって作っていくのか、という意味でも、すごく大事なシングルだと思います。不安もありますけど、頑張りたいなと思っています。

選ばれたからには自信を持って活動していきたいですし、みんなにも認めてもらえるように、そして自分自身も認められるように、この期間を過ごしていきたいです。それと、私はAKB48のメンバーはすごく個性があって、どのアイドルグループにも負けないくらいかわいいと思っているんです。なので、一人一人にフォーカスが当たって、グループ全体で盛り上げていけたらいいなと思ってます。

――川村さんは、同期の伊藤百花さんがセンターを務めるシングルでの初選抜入りとなりましたが、これもうれしいんじゃないですか?

川村:ずっと伊藤百花ちゃんが「AKB48の顔になりたい」「センターになりたい」と口に出していたので、“ももちゃんがセンターの時は、絶対に私も選抜に入って一緒に活動したい”と密かに思っていました。

――その密かに抱いていた思い、願いがかなったわけですね。

川村:このタイミングで選抜メンバーに選んでいただけたことがすごくうれしいです。私は「選抜に入りたい」という目標を口に出せずにいたので、日本武道館での公演で選抜発表されたんですけど、そんな大きな場所で発表していただいて、“もっと頑張っていかないといけない!”と自分にすごく喝が入りました(笑)。
工藤華純
工藤華純 / 撮影:山田健史


■個性豊かなメンバーがそろう新しいAKB48の形

――花田さんは連続で選抜メンバーに選ばれていますが、17期以降、毎年のようにメンバーが増えていますし、連続で選ばれる難しさ、大変さも感じていると思います。

花田:そうですね。上の方の先輩方はもちろんですけど、“若手”とか“次世代”と言われている17期さん以降も、メンバーも個性というか、一人一人違う色を持っていて、それぞれすてきだなと思うんです。なので、その中で選抜メンバーに選んでいただけるのは本当にうれしいですし、ありがたいですね。

――層が厚くなった中でそれぞれ個性を感じられるので、次世代メンバーもみんな、選抜、センターを狙える状況になっていると。

花田:次世代メンバーの中にも先輩の皆さんにも負けないくらい強い思いを持っているメンバーがたくさんいるので、グループとしての未来が明るいなってすごく思いますし、私ももっともっと強い思いで活動していきたいです。

工藤華純、花田藍衣、川村結衣
工藤華純、花田藍衣、川村結衣 / 撮影:山田健史

■「バチバチ」に切磋琢磨する18期生と互いを高め合う熱い絆

――期ごとにカラーが違うように感じますが、“18期”はどんなカラーですか?

工藤:17期、18期、19期でチームA、チームK、チームBみたいな感じだなって私が勝手に思っているんですけど、私たち18期は仲間なんですけど、お互いをライバルだと思っていて、闘争心バチバチで(笑)。負けず嫌いが多いので、刺激し合いながらお互いを高めているところがあります。

それぞれが「選抜に入りたい!」と強く思っていますし、選ばれなかった時は「悔しい!」と本気で思いますし、何でも言い合える仲なんですよ。それが18期のいいところかなと思っています。1月1日に元日公演があったんですけど、公演が終わった後で焼肉店の個室を予約して、18期だけで話し合いをしました。

花田:えぇ? 元日から話し合いをされたんですか!?

工藤:うん(笑)。グループ全体だと人数が多いので、“個性がかぶらない”というのは無理なので、18期の中だけでもそれぞれ違ったキャラを出していこうって。20周年イヤーで、キャラの確立というか、個性がすごく大事だということを身をもって感じたんです。“神7”と呼ばれていた方たちは目に見えて分かる個性があるなぁってことを話し合ったり、個性だけじゃなく、AKB48がこれからどうやったら盛り上がっていけるのかとか、どうやったら代々木のコンサート(4月3日(金)~5日(日)、東京・国立代々木競技場 第一体育館)に新規の方にたくさん来てもらえるのかとか。今、思っていること、考えなければいけないことを意見交換みたいな感じでたくさん話しました。

気が付くと18期も中堅になってきているので、私たちが引っ張っていかないといけなくなる時代が来ているのかなと思いますし、先輩たちに頼ってばかりじゃいけないというのも最近すごく実感しています。何でも言い合えるのがいいところなんですけど、側から見てるとけんかしてるみたいに見えているかもしれません(笑)。

花田:めっちゃけんかしてるみたいに見えてます! 「大丈夫なのかな?」って(笑)。

工藤:やっぱりそう?(笑) それだけAKB48に対する思いが熱い期なんだと思います。
川村結衣
川村結衣 / 撮影:山田健史


■温かい“クラスメイト”のような19期生は「平和な感じ」

――19期はどうですか? 個性が違うけど“団結”している印象があります。

花田:19期もたまに話し合いをするんですけど、すごくゆったりした雰囲気で、全然バチバチって感じじゃないです。

川村:“ライバル”というよりは“仲間”という意識の方が強くて。

花田:“クラスメイト”とか“親戚”とか(笑)。

川村:ふざけ合ったりして、平和な感じです。

花田:それぞれが支え合って、押し上げていく感じかもしれません。自然とそういうカラーになってましたね。

工藤華純、花田藍衣、川村結衣
工藤華純、花田藍衣、川村結衣 / 撮影:山田健史

■“桜”のタイトルは15年ぶり…今のAKB48に重なるメッセージ

――ニューシングル「名残り桜」について聞かせてもらいますが、AKB48と言えば“桜”がタイトルに付く名曲が多いですよね。

工藤:“桜”のタイトル、15年ぶりなんですけど、タイトルが発表された時からファンの方の期待も高かったです。曲を頂いて最初に歌詞を読んだ時、恋愛ソングなんですけど、今のAKB48とかつてのAKB48が重なる部分があるなと思いました。秋元(康)先生が日本武道館のコンサートや活動を見て、今のAKB48に対して書いてくださった歌詞だと思ったのですごくうれしくなりました。青春はあっという間に散るからこそ、今の一瞬一瞬を大切にしていこうという気持ちになりますし、「未来を上書きしよう」という歌詞からは、“あの頃も良かったけど、今のAKB48もいいよ”と伝えてくれているような気がしました。歌詞の世界観としては、前向きな中にもちょっと切なさがあるところが好きです。
花田藍衣
花田藍衣 / 撮影:山田健史


■卒業シーズンや桜を見た時に思い出すような曲

――川村さんはどんな印象を持ちましたか?

川村:これまでのAKB48の桜ソングは本当に素晴らしい曲ばかりなので、今回も絶対にいい曲だろうなぁって、曲名を聞いた時に思いました。聞いてみると曲調が明るいので、“出会いの春”みたいだなと思ったんですけど、歌詞をじっくり読んでいくと切なくて、3月ごろの別れの季節を連想させる内容だなって。なので、卒業シーズンだったり、桜を見た時に皆さんが思い出すような曲になったらいいなと思いました。

――歌詞の中で好きなフレーズは?

川村:サビの「青春はあっという間に散る」というところがすごく刺さりました。自分の学生時代を振り返っても、“あの時しかできなかったな”とか“本当に一瞬だったな”と思いますし、AKB48として見てみても、“自分が小さいころに見ていたOGの方々がテレビの中でキラキラ輝いている姿も、あっという間に過ぎ去っていったな”と思ったりもしますし。

――花田さんは今回どんな気持ちでレコーディングに臨みましたか?

花田:実は、このレコーディングの時、ちょっと喉の調子が悪くて、数日くらい遅れて参加しました。早く治さなきゃって焦りもあったんですけど、結果的に皆さんよりもたくさん聴いてレコーディングに臨めたので、自分としては感情移入できたと思います(笑)。

――曲をもらってからレコーディングするまでの期間が延びた分、しっかりと歌詞を入れて。

花田:はい。情景を想像しやすい歌詞で、恋愛の曲だけど、青春の曲でもあって、自分の中の青春を頭に浮かべながら“懐かしいな”と思ったり、“切ないけど、明るい曲だから明るめに歌ってみよう”と思ったり、いろいろな気持ちで歌いました。

工藤華純、花田藍衣、川村結衣
工藤華純、花田藍衣、川村結衣 / 撮影:山田健史

■思い出の校舎と歴史が交差するエモーショナルなMV撮影の舞台裏

――MVの撮影はどんな感じでしたか?

工藤:自分がこの場にいられることが本当に夢みたいでした。伊藤百花ちゃんがお芝居をするシーンがたくさんあって、そこにも注目してもらいたいですし、学校で撮影させていただいて、教室、図書室、音楽室などたくさん出てくるので、いろいろな世代の方が学生時代を思い出して刺さるMVになっていると思います。

川村:私は、不安な気持ちになったり、緊張したりしていたんですけど、いざ撮影が始まるとそういう気持ちはなくなって楽しかったです。体育館で桜が舞っている中でのダンスシーンを撮影したんですが、その時は“見ていたAKB48の桜ソングの光景に自分が今いるんだ”と実感して、すごくうれしくなりました。

花田:私は、4月に卒業コンサートを控えている向井地美音さんと二人のシーンが結構あって、それがすごくエモいなって思いました。実際、約2年間一緒に過ごしてきて、美音さんからたくさんのことを学ばせていただいたので、MVの中でも教わるシーンがあって、自分自身と重なりました。美音さんが参加する最後のシングルでもあるので、ぜひ注目して見ていただきたいです。
工藤華純、花田藍衣、川村結衣
工藤華純、花田藍衣、川村結衣 / 撮影:山田健史


■「AKB48は何でもあり」20周年イヤーの勢いのまま“今のAKB48”を見せる

――最後に、今後チャレンジしたことと読者へのメッセージをお願いします。工藤さんは1月12日の「二十歳のつどい」で「いつかコントをしたい」と言っていましたね。

工藤:そうですね(笑)。武道館では同期の迫由芽実と漫才をさせていただいたんですけど、アイドルがコンサートでガチの漫才ってやらないじゃないですか。でも、AKB48は何でもありだと思っているので、「AKB48はこれができます!」「こんなかアイドルもいますよ」っていう感じで、新しいことにもチャレンジしていきたいです。それをきっかけに好きになってくださる方も多かったので、いろいろ楽しみにしていてください(笑)。

川村:20周年イヤーでAKB48に再注目してくださった方が多いので、今のAKB48として勢いそのままで、右肩上がりでいけるように盛り上げていきたいです。春コンが4月にありますが、そこで“今のAKB48はこうなんだ!”というのを多くの方に知っていただいて、これまで以上に注目していただけるようにしたいです。

花田:シングルの選抜メンバーに連続で選んでいただけることに甘えてはいけないですし、当たり前のことではないので、毎シングル、感謝の気持ちを込めながら活動していきたいです。今シングルは21年目の最初のシングルということで、16人みんながプレッシャーを感じていますけど、カップリングも6曲もあるので一人一人に光が入るようなシングルになったらいいなと思っています。選抜メンバー16人だけじゃなく、メンバーのみんなで力を合わせて、一人一人が殻を破れるような期間にしたいです。

私自身、あざといキャラでやらせていただいているので(笑)、春コンサートではファンの皆さんのことを甘々にさせちゃうようなことをしたいなと思っています! グループとしても今までのコンサートとはひと味違った、今の私たちの勢いを見せられるように頑張りますので、ぜひ目撃しに来てください。

◆取材・文=田中隆信
工藤華純、花田藍衣、川村結衣
工藤華純、花田藍衣、川村結衣 / 撮影:山田健史


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