
歌舞伎俳優の坂東玉三郎、市川染五郎が出演するシネマ歌舞伎「源氏物語 六条御息所の巻」が、CS放送「衛星劇場」にて2月27日(金)昼4:30-夜6:00にテレビ初放送される。また本編に加え、坂東が作品への思いを語る特別インタビューも公開された。
■坂東玉三郎と市川染五郎の話題作「源氏物語 六条御息所の巻」
今回、テレビ初放送される本作は、2024年10月の歌舞伎座公演を映像化し、2025年9月に劇場公開された作品。千年の長きにわたり愛されてきた「源氏物語」の中から、六条御息所、光源氏、葵の上の3人による恋愛模様を新たに描いた歌舞伎座の舞台「六条御息所の巻」を撮影した。
現代歌舞伎屈指の女方である坂東玉三郎が凄艶な女心を見せる六条御息所を、“歌舞伎界のプリンス”と呼ばれる市川染五郎が稀代の貴公子・光源氏を演じる。
放送では本編のほか、シネマ歌舞伎限定の特典映像として、坂東玉三郎の特別インタビューも公開される。

■嫉妬と愛に揺れる平安の恋物語を描く…
本作の舞台は平安時代。光源氏との子を宿した葵の上は、正体不明の病に臥していた。物の怪や生霊による祟りを疑い、左大臣と北の方は比叡山の僧に修法を行わせた。すると、護摩を焚く僧が煙の中に感じ取ったのは、高貴な女性の気配であった。
光源氏は、美しく品格と教養を持ち合わせた愛人、六条御息所の元を訪れる。花見や連れ舞に興じ、久々の再会を喜ぶ二人。だが、六条御息所は光源氏の疎遠を嘆き、葵の上やその懐妊への嫉妬をあらわにする。
光源氏が堪えかねて屋敷を去ったあと、悲しみに沈む六条御息所は次第に嫉妬や激しい感情に支配されていく。
一人の女性が抱く激しい嫉妬や複雑な心情の揺れ動き、女心の機微やかなわぬ恋の切なさが丁寧に描き出される。
■「蝶の道行」もあわせて放送
関連作品として、市川染五郎と市川團子が出演する「蝶の道行」が、2月12日(木)昼5:00-5:30、2月23日(月)昼5:15-5:45の2日間にわたって放送される。
本作は、2025年7月に歌舞伎座で上演された舞踊劇。恋が報われず世を去った二人が、蝶の姿となって儚く美しく舞い踊る様子が描かれる。


