「実家の押し入れ」を探す前に
このニュースを見て、「俺も昔ポケモンカード持ってたぞ」「実家にまだあるかも」とワクワクした人も多いだろう。
だが、現実は厳しい。今回の25億円は、世界に約40枚、その中でも“完璧な状態”と鑑定された個体だからこその価格だ。
最高グレードのコンディションをと称されるPSA10(ジェムミント)のカードは、顕微鏡レベルで見ても傷がない。
子どもが普通に遊んでいたカードがこの状態を保つのはほぼ不可能で、公園でトレードし、ゴムバンドで束ねていたカードは、数千円〜数万円が相場だ。
1枚のカードが映す、令和の「価値」と「現実」
25億円という数字は、確かに常識からかけ離れている。だが、日本で生まれた1枚のカードが、世界の富裕層のマネーを動かし、大谷翔平のカードさえも上回る価値を示したという事実は、令和の“資産のあり方”そのものが変わりつつあることを象徴している。
そして今回のニュースは、ポケモンカードが単なるホビーではなく、世界規模で評価される「現物資産」へと進化したことを改めて示した。
実家の押し入れに眠るカードが25億円になることはないかもしれない。それでも、そこに詰まった思い出やワクワクは、数字では測れない価値を持ち続ける。
