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第2回バーレーンF1テスト初日午後:メルセデス至極順調、ラッセル最速。アストン・ホンダはストロールのスピンもあり最少周回数

第2回バーレーンF1テスト初日午後:メルセデス至極順調、ラッセル最速。アストン・ホンダはストロールのスピンもあり最少周回数

バーレーン・インターナショナル・サーキットで始まった2026年シーズン2回目のF1プレシーズンテスト。初日午後のセッションはメルセデスのジョージ・ラッセルが最速タイムをマークした。

 午後のセッションも午前と同様、4時間の走行に。レッドブルは午前に続いてアイザック・ハジャーがステアリングを握ったが、その他の10チームはドライバーを入れ替えて午後セッションに臨んだ。したがってこの日は、ハジャーのチームメイトであるマックス・フェルスタッペンを除く21名が走ったことになる。

 中でも、ここまでのテストで高いパフォーマンスを見せているメルセデスのラッセルは順調であった。まずは最も硬いコンパウンドであるC1タイヤを履いてロングランを行なうと、その後は中間のC3コンパウンド(メルセデスが持ち込んでいる中では最も柔らかいタイヤ)でショートラン、ユーズドタイヤでのロングランを交互に繰り返していった。連続周回でのタイムも1分36秒台〜1分37秒台と高いレベルで安定していた。

 そしてラッセルは残り30分というところで1分33秒459をマークし、これが午後セッション、そして初日全体の最速タイムとなった。ラッセルは76周を走破したが、午前中にはチームメイトのアンドレア・キミ・アントネッリも69周を走っており(ベストタイムは全体5番手)、順調この上ない。

 午後セッションの2番手はラッセルと0.010秒差の1分33秒469をマークしたマクラーレンのオスカー・ピアストリ。こちらも複数コンパウンドでのロングランを実施して計70周を消化した。3番手はハジャー(全体6番手)、4番手はルイス・ハミルトン(フェラーリ/全体7番手)で、いずれも1分34秒台のベストタイムだった。今季の“4強”になると目されるメルセデス、マクラーレン、フェラーリ、レッドブルが順当にタイムシートの上位に並んだ形だ。

 ただフェラーリとレッドブルはその中でもやや消化不良なテストに。ハジャーは午前中に冷却系と見られるトラブルが発生したことにより、午前・午後合わせて66周の走行にとどまった。フェラーリは午後にパーテーションでガレージを隠して長時間作業する場面もあり(リヤ周りの作業という情報も)、ハミルトンはやや控えめな44周の走行にとどまった。

 またフェラーリは今回からエキゾーストパイプの後ろにウイング形状のパーツを装着して話題となっており、新規則のパワーユニットで排気ガスが多くなることを活かそうとしているのではないかと言われている。午後のセッションでもリヤセクションにフロービズペイントを施して入念に気流をチェックしていた他、セッション終盤はフロント周りにもフロービズを施し確認を行なっていた。

 以降はタイム順にカルロス・サインツJr.(ウイリアムズ/全体8番手)、フランコ・コラピント(アルピーヌ/全体9番手)、ガブリエル・ボルトレト(アウディ/全体10番手)、リアム・ローソン(レーシングブルズ/全体12番手)、オリバー・ベアマン(ハース/全体13番手)、ランス・ストロール(アストンマーティン/全体15番手)、バルテリ・ボッタス(キャデラック/全体20番手)と続いた。

 アストンマーティンは開始1時間というところで、ストロールがバックストレートエンドのターン11へのブレーキングで挙動を乱してスピン。グラベルトラップまで飛び出してストップしてしまい、赤旗の原因を作った。このブレーキング時にはリヤがホイールスピンしており、ブレーキバランスがうまく調整できていないようにも見えた。

 マシンがガレージに回収されてからもストロールはなかなかコースに復帰せず、終盤にある程度の走行は試みたものの午後セッションでは最少となる26周にとどまった。また、ストロールのマシンは最終盤、ガレージに留まり、メカニックが誰も作業を行なっていないようなシーンも国際映像に映し出された。電気関係に問題があり、誰もマシンに触れられない状況だった可能性もある。そのためスタート練習にも参加することができず、不安の残る1日となってしまった。

 その他、午前中にセンサー系トラブルに見舞われたキャデラックも、午後担当のボッタスは始動が遅れる形となり、35周しか走ることができなかった。

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