国民的アニメ『名探偵コナン』の劇場版最新作『名探偵コナン ハイウェイの堕天使(だてんし)』が、公開されます。前作『名探偵コナン 隻眼の残像(フラッシュバック)』(2025年)のラストで、萩原千速と横溝重悟の登場が明かされ、「次はどんな物語が描かれるの!?」と気になっていた人も多いはず。特報映像の公開とともに、期待はますます高まっています。
劇場版の楽しみのひとつ、毎年話題になるゲスト声優には、横浜流星(よこはま りゅうせい)さんと畑芽育(はた めい)さんが参加。作品にどんな新しい風を吹かせてくれるのか、注目が集まります。今回は畑芽育さんに、アフレコ時の裏話や関西にまつわるエピソードを伺いました。
「まさか自分がコナンの世界に」ゲスト声優オファーに驚き
国民的人気アニメである『名探偵コナン』のゲスト声優のオファーを聞いてどう思いましたか?
最初は本当に驚きました。正直、ドッキリかと思ったくらいで、「まさかゲスト声優、しかもコナン?」という衝撃が大きかったです。毎年、劇場版『名探偵コナン』は大きな盛り上がりを見せていますし、私自身も幼少期にテレビアニメをずっと観ていたので、まさかその作品に参加できるとは思ってもいませんでした。
声優を務めるにあたり、何か準備したことなどはありますか?
声優として初めて参加させていただくということもあり、改めてアニメ版『名探偵コナン』を見返して、キャラクターの把握やストーリーの進み方を確認しました。ただ、声優の技術については右も左もわからない状態だったので、普段自分がやっているお芝居とは違うだろうな、というイメージを持ちながら、頭の中でシミュレーションをしていました。あとは、アフレコ現場で見学させていただいたことを参考に、本番の収録に臨みました。
アフレコ現場の見学は、劇場版とは別の回の収録だったのでしょうか?
はい。アニメ版『名探偵コナン』の収録現場を、横浜流星さんと一緒に見学させていただく機会がありました。そのときに見たアフレコの様子から、学ぶことがたくさんありました。
アフレコ現場の見学で、特に印象に残ったことは?
収録現場にはキャストの方々が10人ほどいらしたのですが、マイクの数が限られているため、入れ替わり立ち替わりマイクの前に立ってアフレコをされていて、思っていた以上にアクティブな現場で驚きました。
キャラクターの口の動きや秒数に合わせるという制限がある中で、リハーサルを1回しただけで本番に入っていく姿を見て、プロフェッショナルだなと感じました。ブースに入って近くで見学させていただいたところ、走っているシーンや動きのある場面で、吐息や息遣いをご自身で感覚的に入れているのも印象的で、とても貴重な経験でした。
アニメの台本は別物だった。声を乗せる難しさとおもしろさ
今作の脚本を読まれた感想を教えてください。
アニメーションの台本は、普段自分が読んでいるお芝居の台本とは全く違います。セリフの上にアニメーションの絵の説明が書かれていたりして、想像以上に分厚かったです。
実写のお芝居では、自分たちで表情や心境を細やかに作っていきますが、アニメでは完成された映像に、どんな声色やトーン、テンションで音を乗せていくのかが重要になります。台本の読み方も全く違いましたし、ラフ映像を見たときの印象と、完成した映像では迫力が全然違っていて、ストーリー展開も先が気になる要素がたくさん詰まっています。観ている方もきっと楽しんでいただける作品だと思います。

