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Netflix150億円契約の誤算!侍ジャパンの実入りは1割…大谷保険料で大赤字の危機

Netflix150億円契約の誤算!侍ジャパンの実入りは1割…大谷保険料で大赤字の危機

ロサンゼルス・ドジャース公式インスタグラムより


WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)出場の大谷翔平(31、ドジャース)の保険金で侍ジャパンが混乱している。主催者は大会中のMLB選手の負傷に備え、大会用の保険加入を義務付けるが、掛け金の負担は各国。

大谷は「DH」で20億円、「二刀流」なら最大60億円。

侍ジャパンに難題が…。

3月5日に開幕する野球の世界最強国を決めるWBC。

そのWBCを主催する「WBCI(ワールド・ベースボール・クラシック・インク)」は、MLB(メジャーリーグ)機構とMLB選手会が共同で設立した会社。

メジャー40人枠の選手にはMLBご用達の米国大手保険会社『ナショナル・ファイナンシャル・パートナーズ』の特別保険に加入することを義務付けている。

大会中にケガをした場合、選手に収入を失うリスクを負わせないためだ。

これにより、「野手は2年、投手は4年分の年俸」が補償される。

有事の際は保険金をMLBが受け取り、選手の所属球団に渡す仕組み。選手にとっては大変ありがたい話だが、一方でさまざまな問題も引き起こしている。

中南米勢のドミニカ、ベネズエラ、プエルトリコでは一部選手が保険に入れず、「ベストメンバーで臨めず、公正さに欠く」と出場辞退の動きがある。

ケガの履歴などの審査もあるが、それ以上に大きな障害が高額な掛け金。

各国の負担なのだ。

世界一の高年俸選手、二刀流・大谷翔平を抱える「侍ジャパン」も対岸の火事とはいかない。

大谷とドジャースとの契約は10年総額7000万㌦(約1015億円)。

年俸に換算すると約100億円。

つまり、補償額は野手(DH)出場で2年分の200億円。

投手だと4年分の400億円。

二刀流では実に600億円となる。

「この規模のスポーツ大会になると、補償額に対する掛け金は低リスク選手で1~2%、中リスク選手で5%が相場。大谷は2018年、'23年と2度も右肘の手術を受けており、高リスク選手の扱い。10%が現実的です」(スポーツ保険の専門家)

そうなると、掛け金だけで20~60億円が必要。

大谷がDHでの出場は明言しても、投手としての出場に口を濁すのは、侍ジャパンへの配慮があるからだ。

大谷自身は「投手分は自費で保険に加入する」と申し出ているそうだが、ワールドシリーズ3連覇が最優先事項のドジャースから許可を得るのは至難の業。井端弘和監督がいくら望んでも、「投手・大谷」の可能性はゼロに等しい。

侍ジャパンには山本由伸(ドジャース)、菊池雄星(エンゼルス)、松井裕樹(パドレス)、鈴木誠也(カブス)、吉田正尚(レッドソックス)、岡本和真(ブルージェイズ)、村上宗隆(ホワイトソックス)らのメジャー組、さらに近藤健介(ソフトバンク)、佐藤輝明(阪神)、牧秀悟(DENA)、宮城大弥(オリックス)、大勢(巨人)らの国内組など計30選手が出場する。

その保険料を計算すると、大谷を除いた侍ジャパンの最大補償は総額で500~700億円。

これに伴う掛け金は、メジャー組、国内組合わせて10~20億円が予想され、侍ジャパンに重くのしかかってくる。

侍ジャパンの運営会社は、NPB(日本野球機構)とプロ野球全球団が共同出資する「NPBエンタープライズ」。

オリンピックやサッカーW杯とは違い、WBCには国などの公的支援がない。

チケットやグッズの販売収益だけで保険料を賄うのは困難だ。

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保険料を賄う計画が空振りに...


「きっちり手は打っている。さすがだと楽観していたのですが…」(WBC担当の取材記者)

動画配信大手Netflixと結んだWBCの日本国内における独占放映権(全47試合配信)、例の150億円契約だ。

これを活用すれば、保険問題は容易にクリアできるはずだった。

「だった」というのは、この150億円の契約金のうち、侍ジャパンに入るのはわずか1割、実は15億円程度というから大誤算。

前回の'23年WBCはTBS系、テレビ朝日系で地上波で無料放送された。

その際の放送料は総額で約30億円。

今回、Netflixにスイッチし、5倍に増えたはずが、実入りは逆に前回の半分とは…。

ドジャース移籍で跳ね上がった大谷の保険料を賄う計画が空振りに。

ぬか喜びとはこのことか。

誤算はNetflixがWBCの日本国内独占放映の契約を結んだ相手が日本(NPBエンタープライズ)ではなく、米国の主催者(WBCI)だったことが判明したからだ。

ざっくり言えば、Netflixから入る150億円は、優勝などの賞金や分配金、出場各国の旅費や宿泊費に充てられる。

そこで、日本への還元は1割程度に。

それも大会が黒字だった場合で、赤字ならもっと減る。

「極言すれば、大谷人気を利用して日本のファンから視聴料をぶん取る『軒下商売』のようなもの。『してやられた』の印象は拭えない。WBCIは東京ドームで行われる1次ラウンド全試合の日本国内での放送・配信を主催する読売新聞社を通さず、直接Netflixに付与した。強かです」(同)

米国内のWBC放送は、MLBとつながりが深いESPNやFOXスポーツでの廉価放送だが、韓国や台湾、カリブ諸国など多くの国が地上波で無料で見られる。

Netflixの日本国内独占放送の収益の賜物で、日本は世界中の野球ファンに感謝されてしかるべきだが…。

NPBはMLBに貸しを作り、念願の「リアルワールドシリーズ」開催にも大きく前進。

あとは、いかに大谷の保険料を自前で捻出するか、思案のしどころだ。

「週刊実話」2月26日号

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配信元: 週刊実話WEB

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