憧れの大谷翔平との決起集会はいつ、どこで実現するのだろうか。
3月5日に開幕するワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に向けて、大会連覇に挑む侍ジャパンは現在、宮崎市内でキャンプを行っている。NPBでプレーする選手はすでに全員が参加して順調に仕上がっており、第1クールの2月15日には全選手と裏方を含めたスタッフが、宮崎市内の焼肉店に集合しての決起集会が行われた。
チーム内の親睦を深める意味で、この手のイベントはよく行われるが、今回はポッカリと穴が空いている。チームの主力である日本人メジャーリーガーの大半が、アメリカでの所属チームのキャンプ中。宮崎には不在だからだ。
一番乗りとなりそうなのがロッキーズの菅野智之で、エンゼルス・菊池雄星も現地時間2月21日にアリゾナを出発して合流予定となっている。その他のメンバーは2月24日まで行われる宮崎キャンプにはおらず、22日と23日に予定されているソフトバンクとの練習試合には出場しない。
スポーツ紙侍ジャパン担当記者は、他のメンバーの合流時期について、次のように話す。
「宮崎の後は名古屋に移動して2月27日、28日の日程で中日と試合。3月2日、3日には1次ラウンド目前の強化試合としてオリックス、阪神と対戦します。パドレス・松井裕樹、ホワイトソックス・村上宗隆、カブス・鈴木誠也は名古屋からの合流になりそうですが、全選手が憧れているドジャースの大谷翔平に加えて山本由伸、ブルージェイズ・岡本和真、レッドソックス・吉田正尚の合流時期は明らかになっていません」
彼らは実績十分であり、チームへの合流が多少遅れても、本大会が始まれば力を発揮することは間違いなかろう。ただ、全選手とスタッフが一堂に会しての決起集会が開かれるかどうかは、現段階では微妙だ。前出の侍ジャパン担当記者は、
「選手たちがグラウンドでの大谷の一挙手一投足を追いかけるのは間違いないでしょうが、少しでも会話をするチャンスを狙っています。決起集会があれば絶好のタイミングとなります。ただ、合流時期によっては開催が開幕直前の東京か、開催そのものが微妙になるかもしれませんね」
今大会は第1プールを勝ち抜いてアメリカに渡っても、アーロン・ジャッジ率いる史上最強のアメリカや、ドミニカ共和国などが待ち受ける。たかだか食事会といえばそれまでだが、憧れの大谷の金言は、選手たちが戦う糧になる。決起集会の開催スケジュール決定を、全選手が心待ちにしているに違いない。
(阿部勝彦)

