老後資金が不安、資産を増やしたいけど投資は怖い……。こうしたお金の悩み、皆さんも少なからず抱えながら生活しているのではないでしょうか?
今回は「子どものためのお金は十分に用意したい」という会社員の40代男性・角山博(仮名)さんのケースをもとに、何歳までにどのくらいの資産があれば、また何をすればセミリタイアできるのか、ファイナンシャルプランナー(1級FP技能士)の大久保美伽さんにコメントいただきます。
相談者プロフィール
氏名、角山博(仮名)
年齢、40代
性別、男性
職業、会社員
在住、東京都
家族構成、妻・娘・息子
住居、持ち家(戸建て)
「子どものためのお金は十分に用意したいです」
子ども2人はともに小学生です。ある程度の貯えはあるのですが、実家の両親の介護やその実家の処分など、将来的な不安要素があります。
子どもたちの養育費と学費がまだあるため、そちらの資金準備にどういった影響があるのかも気になります。2人には得がたい経験を積んでほしいと願っているので、養育費や学費は十分用意しておきたいです。
あと15年ほどと見積もって、60歳までに子どものためにどれくらい蓄えたらいいのか、このあと注意しておいたほうがいいライフイベントやそれに伴う出費はどのくらいを見ておくべきか、またその上でどのくらいのタイミングならセミリタイアできそうか、教えていただきたいです。

