失って気づいた大切さ
妻が何も言わなくなって、初めて私は妻の言葉がどれほど大切だったのかを実感しました。
小さな愚痴も、ちょっとした相談も、すべてが二人をつなぐ大事なやり取りだったのです。
「俺に何にも相談してくれないよね」と妻に伝えると、妻は笑いました。その笑顔の奥に、あきらめのようなものを感じて、胸が痛みました。私が妻の言葉を軽く扱ってきた結果なのだとようやく分かったのです。
そして...
妻はしばらく黙っていましたが、やがて、これまでのことを話してくれました。
私が妻の言葉を否定し続けてきたこと。そのせいで、伝えることに疲れてしまったことを。
「ごめん。俺、ちゃんと聞いてなかったんだね」としか言えませんでした。
それから私は、妻の言葉を大切に聞くよう心がけています。完璧にはできていませんが、以前よりも妻の気持ちを理解できている気がします。言葉にすることの大切さを、私は妻から教えてもらいました。
(20代男性・不動産)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
