筆者は以前、企業のITシステム全体を管理する情報システム部門(情シス)で働いていました。
情シスの現場は常に効率化が求められます。そのため、多くのメンバーが当たり前のようにショートカットキーを活用していました。情シスが多忙な日々を乗り切るためには、必要な技術の一つと言えるかもしれません。
今回はそんな筆者が使っていた、知っていると仕事が劇的に速くなるけど、意外と知らない人も多いショートカットキー(WindowsのPC向け)を厳選して紹介します。ぜひ活用して、日々の作業時間を減らしてください!
01.日付や時刻の入力を一瞬で終わらせる
Ctrl+:(コロン)、Ctrl+;(セミコロン)
Excelなどの表計算ソフトで作業をする際、日付や時刻の入力は手間がかかりますが、このショートカットキーを使えば、その手間を省けます。
「Ctrl+:(コロン)」を押すと、その時の日付が自動で入力されます。同様に「Ctrl+;(セミコロン)」を押すと、現在の時刻が自動で入力されます。この2つのショートカットキーを組み合わせると、報告書やログの作成がとてもスピーディーになります。
なお、Googleスプレッドシートなどの場合、同様のショートカットでも押下するボタンが異なる場合があるので、その点は注意が必要です。
02.動きの遅延やフリーズの原因をすぐに特定
Ctrl+Shift+Esc
「Ctrl+Shift+Esc」は、タスクマネージャーの機能を直接起動するショートカットキーです。タスクマネージャーでは、たとえば応答のないアプリケーションを特定し、強制終了できます。
PCの動きが遅くなったり、特定のソフトがフリーズしたりした場合でも、このショートカットキーを知っていれば、他の作業を中断することなく、素早くトラブルに対処できます。

