レアル・マドリーのブラジル代表FW、ヴィニシウス・ジュニオールをめぐる人種差別疑惑が大きな波紋を呼んでいる。
2月17日に行なわれたチャンピオンズリーグのノックアウトフェーズ・プレーオフ第1レグ、ベンフィカ対マドリー戦(0-1でマドリーが勝利)の50分。ゴールを決めたヴィニシウスがコーナーフラッグ付近でダンスをして喜びを表現すると、これにベンフィカのサポーターや選手が憤慨し、小競り合いが勃発した。
その小競り合いの中で、ヴィニシウスはベンフィカのアルゼンチン代表FWジャンルカ・プレスティアンニから人種差別的な発言を受けたとして主審にアピール。試合が10分程度中断される事態となったのだ。
プレスティアンニは試合後、自身のSNSで「人種差別はしていない」と完全否定。それでも18日にUEFAが調査を開始すると発表していて、騒動はまだまだ収まりがつかない様相だ。
そんな中、マンチェスター・ユナイテッドで公式戦361試合に出場した元フランス代表DFのミカエル・シルベストルが『スカイスポーツ』の番組に出演し、騒動について言及した。その様子をスペイン紙『マルカ』が報じている。
シルベストルはUEFAが調査を開始したことを受け、「人種差別的な発言が証明された場合、その選手はプレーすべきではない。長期の出場停止処分に加え、再教育のプログラムを受けるべきだ」と、プレスティアンニを一刀両断。
また、ヴィニシウスのセレブレーションに苦言を呈したベンフィカのジョゼ・モウリーニョ監督については、「監督は模範となるべき存在だ。クラブや選手を守りたい気持ちはわかるが、どんな犠牲を払ってもいいというわけではない」とコメントしている。
一方、そのヴィニシウスのダンスセレブレーションについて問われたシルベストルは「セレブレーションはフットボールの一部だ。ヴィニシウスの行動に問題はなかったし、非難されるべきではない」と全面的に擁護した。
UEFAの調査は結論まで数週間ほどかかる見通しで、プレスティアンニは2月25日に行なわれる第2レグには出場できる模様だ。プレーすることになれば、ベルナベウのスタンドから激しいブーイングが飛ぶのは間違いないだろう。
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
【動画】騒動の引き金となったヴィニシウス先制点&ダンス
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