信頼して打ち明けた日
それは、いつものように公園で子どもを遊ばせていた日のことでした。仲良くしているママ友のひとりが、「最近どう?」と優しく声をかけてくれたのがきっかけです。
実は少し前から、夫との関係で小さな悩みを抱えていました。些細なすれ違いが続いていて、誰かに聞いてもらいたい気持ちを、ずっと抱えていたのです。
彼女は、いつも親身になって話を聞いてくれる人でした。これまでも何度か相談に乗ってもらったことがあり、安心感がありました。だからこそ、「ここだけの話ね」と前置きしたうえで、最近の夫婦関係の悩みを打ち明けました。
彼女は真剣な表情でうなずきながら話を聞いてくれて、「大変だったね」と共感してくれました。話し終えたあと、少し心が軽くなったような気がしたのを覚えています。
翌日の衝撃
翌日、幼稚園のお迎えの場で、別のママ友から声をかけられました。「ねえねえ、旦那さんとうまくいってないって聞いたけど、大丈夫?」
昨日、あのママ友にだけ話したはずの内容が、なぜ別のママ友の口から出てくるのか。しかも、私が話した内容とは少し違っていて、まるで夫婦仲が悪いかのように伝わっていたのです。
どう答えればいいのか分からず、曖昧に笑ってその場をやり過ごしました。頭の中は混乱でいっぱいでした。信頼して打ち明けた相手が、誰かに話してしまったという事実。それも、たった一日で広まってしまったことに、ショックを受けました。
