ミラノ・コルティナ五輪で元プロテニス選手の松岡修造氏(58歳)が「オリンピックの舞台裏の金メダリスト」に救われた顛末を自身のインスタグラム(@shuzo_dekiru)に公開した。
現在開催中の五輪ではテレビ朝日系のメインキャスターとして、日本中を巻き込んで応援するリーダーとしての役割を担っている松岡氏。その日も「会場の一番上にあるテレビ中継用のポジション」で「携帯を横に置いて得点を確認しながら」フィギュアスケートの熱戦を目の当たりにして大興奮していた。そして悲劇が起きた。
「その瞬間。ゴトン。拍手じゃない。声援でもない。僕の携帯の悲鳴だった」
松岡氏の携帯が特設中継場所の狭い隙間に落ちて行ったのである。その時のショッキングな様子を次のように綴っている。
「終わった…。上から照らしてみても、遠い。手を伸ばしても届かない。下からも取れない。僕の携帯が、暗闇で泣いているのが見える。『修造...助けて...』と言っている気がする」
携帯は3メートル近く落下したようで、松岡氏は大会終了まで携帯なしで過ごすことが確定したと思った。だが、最後の望みを託して動いた。
「あきらめかけたその時、すぐ隣に立っていたセキュリティーの若者に、ダメ元で相談してみた。英語はほぼ通じない。でも、彼の目は本気だった。必死に考えてくれる。あきらめない。そして…僕では絶対思いつかない横の狭い狭い隙間を発見」
若者はその隙間に入っていった。そして1分後に歓喜の瞬間が訪れた。
「笑顔で戻ってきた彼の手には、僕の携帯が握られていた。これこそ、まさに金メダル。僕の失態を、前向きに受け止め、躊躇なく全力で行動してくれた若者。あの笑顔は、一生忘れない」と綴り、「感謝。ただただ感謝。心からありがとうございます。グラッチェオリンピック」と松岡氏らしい熱いコメントで締めくくった。
大会も期間も残りわずかだが、フィナーレに向かって松岡氏のさらなる熱いリポートを期待したい。
【画像】松岡氏による携帯落下事件の顛末を綴ったインスタグラム
【関連記事】松岡修造が“ボールキャッチ”の夢を果たし、「さすがの熱意」「何事にも全力でステキです笑」と大反響<SMASH>
【関連記事】松岡修造が大坂なおみの全豪2回戦を熱く独自解説!“握手問題”は「僕も見ていて心配になりました」<SMASH>

