芳根京子が主演、高橋海人(King ＆ Prince)が共演を務める映画「君の顔では泣けない」が11月14日(金)に全国で公開される。公開に先駆け場面写真が解禁された。
■入れ替わってしまった男女の15年の物語
同作は、2021年に発売された君嶋彼方の同名小説が原作の実写映画。高校1年生の夏、プールに一緒に落ちたことがきっかけで、心と体が入れ替わってしまった坂平陸(さかひら・りく)と水村まなみ・「これは何かの間違い」と元に戻ることを信じ、その方法を模索し奔走する。
しかし、誰にも言えない秘密を抱えたまま陸とまなみは、15年経っても元には戻らなかった。進学、初恋、就職、結婚、出産、親との別れ…人生の転機を入れ替わったまま経験していく二人。そして、30歳の夏を迎え、まなみは「元に戻る方法が分かったかも」と陸に告げる。
入れ替わったことをなかなか受け入れられず、不器用でありながらも誠実に生きようとする主人公・坂平陸を芳根が、心に「まなみ＝女性」である本音を隠し、うまく「陸＝男性」として振る舞う水村まなみを高橋が演じる。
■入れ替わった二人の“初恋”が描かれる場面写真が解禁
このたび公開された場面写真は陸とまなみの同窓会でのシーン。高校1年生で入れ替わってから、高校を卒業しそれぞれの道に進んだ陸とまなみが、久しぶりに地元に戻り同窓会に参加することになった。
その同窓会には陸の親友であり、高校時代は3人で多くの時間を過ごした、田崎淳一(中沢元紀)の姿が。入れ替わった直後も、変わらず接してくれた田崎。元々は親友同士ということもあり、中身の相性はバッチリでありながら、さらに大人の女性として魅力的になったまなみ(陸)の姿に惹かれていき、積極的にアプローチしていく田崎に戸惑う陸。
3人で楽しそうに過ごす姿と、どこか不安げな陸、そしてそんな陸を見つめるまなみ。入れ替わったふたりが一緒に経験する“初恋”を捉えた写真となっている。
さらに、二人のなじみの喫茶店でのお互いの恋愛話に花を咲かせるシーンも公開。入れ替わる前の15歳の陸の足の開き方やまなみの驚く仕草など芳根、高橋のこだわりが感じられる。
※高橋海人の高は正しくは「はしごだか」
