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人知れず進化を続ける「ダイソー」の550円のハイレゾイヤホン / さらに分化して初心者には難しくなっている…

人知れず進化を続ける「ダイソー」の550円のハイレゾイヤホン / さらに分化して初心者には難しくなっている…

・以前のモデルと聞き比べ

さて、実際に音を聞き比べてみるとしよう。久しぶりの聞き比べなのでわかりやすい曲がいい。『ロッキーのテーマ』(作曲ビル・コンティ、演奏シエナ・ウインド・オーケストラ)で行ってみようか。

まずは旧モデルの6071から。

初めて聞いたダイソーの格安イヤホンがコレだったわけだが、久しぶりに聞くと、相変わらず550円という売り値を凌駕する、とてつもない高音を奏でてくれる。パッキパキの金管アンサンブルは、まさしくこの曲にふさわしいと言えるだろう。

だが、音が硬すぎて高音が鼓膜に突き刺さってくる。普段かなりの音量で音楽を聞いているけど、尖り過ぎててさすがに音量を下げた。とはいえ、価格を超える音質は健在である。

続いて4866でも聞いてみよう。

こちらは6071に比べると、中音域に音の広がりを感じる。鼓膜に突き刺さるようなうるささはほとんどない。なるほど、これは以前のモデルに比べて、音の解像度を上げてバランスをチューニングしたようだ。

振り返れば、「6071」→「7301」と進化し、この「4866」でさらに耳障りの良い音を目指したのだろう。同一価格のまま音質を上げてくるダイソーに、企業として矜持を感じる。

・低、中、高音域 + 1モデルに

音の進化は喜ばしいんだけど、気になることがある。パッケージをよく見てみると、左下に音質を示すパラメーターが載っていた。それによると、このモデルは「低音域」に重きを置いているらしい。

ということはつまり、高音域と中音域のモデルもあるってことでは? 私の訪ねたお店にはこれしか売っていなかったのだが、ダイソーのオンラインストアを見ると、やはりあった!

低・中・高音域の3モデルに加えて、Type-Cに対応したモデルまであって、それらをパッケージで見分けることが難しい! 全部一緒に見えるじゃないか!

これから購入をお考えの方のために、それぞれについて説明しておこう。

4866 低音域・高解像度
4873 中音域・高解像度
4842 高音域・高解像度
0251 Type-C・低音域・DAC(デジタルアナログコンバーター)搭載

それぞれの色は違うんだけど、青! とか赤! とかのハッキリした色の違いではないので、見分けもつけにくい。音質にそこまで関心がなく、イヤホンをあまり知らない人には判別できないのでは?

おそらく最近のスマホ端末はType-C接続が主流なので、「0251」を買っておけば間違いないだろう。ちなみに「DAC(デジタルアナログコンバーター)」とはデジタル信号をアナログ信号に変換する装置を指す。わかりやすく言えば、「音が柔らかく聞こえる装置」と思っていい。

とにかく、ダイソーの格安イヤホンはいまだに進化している。安くて良い音の有線イヤホンをお探しなら、Type-C対応の「0251」がおすすめ。それ以外ならイヤホンジャックの変換コネクタを買って、そのほかの型番のものを買うといいだろう。

それにしても、ダイソーの有線イヤホンへのこだわりはハンパではない。

参考リンク:ダイソー
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24

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