F1で2009年にチャンピオンに輝いたジェンソン・バトンが、王者に与えられる”特権”を語った。
Sky Sports F1が公開した動画の中で、バトンはF1王者としての生活について語っている。そこではドライバーがチャンピオンシップトロフィーを手元に残せるのか、トロフィーはどのように運ばれるのか、レース以外の時間に何ができるのか、そしてタイトル争いのプレッシャーをどのように乗り越えたのかといった点が取り上げられたが、ひとつ注目したいのはF1王者に与えられるある権利だ。
バトンはF1チャンピオンにだけ与えられる特別なF1パドックパスがあると話した。
F1王者となったことによる特典について訊かれたバトンは「あるよ。生涯有効のレッドパスをもってるんだ。素晴らしいだろう」と答えた。
「レッドパスというのは、基本的にオールアクセスだ。グリッドにも、ピットレーンにも、メディアエリアにも入れる。だから、生涯それを持てるのは世界選手権を一度でも制した者だけで、それがまた格好いいんだ」
実際にこのレッドパスを活用する姿が頻繁に見られる他のF1王者としては、4度の世界王者であるセバスチャン・ベッテル、2016年王者のニコ・ロズベルグ、1997年王者のジャック・ヴィルヌーヴ、そして3度の世界王者であるサー・ジャッキー・スチュワートが挙げられるだろう。
F1中継などでは、彼らの胸元に下げられたパスを一度良くチェックしてみるのもいいかもしれない。
そんなバトンは、2025年シーズンを最後にWEC(世界耐久選手権)からも引退。2026年からはアストンマーティンF1のチームアンバサダーとしての活動を開始している。
アンバサダー就任の際、バトンは次のように語った。
「チームとF1の歴史において変革期にあるアストンマーティンに加わることは、僕にとって本当にエキサイティングだ」
「ホンダがこのチームと新たにワークスパートナーシップを結ぶことは大きな魅力だし、これまでホンダとともに仕事をしてきた経験をアンバサダーという新しい役割に活かせることを楽しみにしている」
「2026年シーズンはとても興味深いものになるだろうし、これほど野心的なチームの一員になれるのは大きなチャンスだ。メルボルンが待ちきれない」

