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ウイリアムズ、フェラーリの”くるりん”リヤウイングを調査へ「正直、検討していなかった方向性だ」

ウイリアムズ、フェラーリの”くるりん”リヤウイングを調査へ「正直、検討していなかった方向性だ」

F1のプレシーズンテストでは、メルセデスのゼロポッドや、ステアリングホイールを押し引きしてサスペンションジオメトリを変更できるDASシステムなど、チームを他チームと差別化する興味深いイノベーションが時折登場する。


 2026年は、フェラーリのリヤウイングがセンセーションを巻き起こしている。バーレーンテストの後半2日目に、ウイングのフラップが回転し逆さまになる斬新なデザインを使用した。

 これはグリッド全体でもユニークな試みだが、アルピーヌやアウディといった他チームもリヤウイングに、従来のDRSのようにフラップを持ち上げて隙間を作るのとは異なるアプローチを採用している。

 アクティブエアロはDRSとは異なり、前にマシンがいるかどうかに関わらず、毎周ストレートでフラップを稼働させて空気抵抗を削減することになる。そのため、いかに効率的に空気抵抗を削減できるかは各チームの焦点のひとつとなっている。

 ウイリアムズのジェームス・ボウルズ代表は、フェラーリのソリューションはこれまで検討していなかったと認めざるを得なかった。

「何か興味深いものを見たときはいつも、『我々も検討したが、導入しなかった理由はこうだ』と言うか、あるいは『考えていなかった』と認めるかのどちらかだ」

「フェラーリのリヤウィングは興味深い方向性だ、そう言っておこう」

 そう微笑みながら語ったボウルズは、具体的にどういう意味かと問われ、彼は「我々は検討していなかった」と話した。

 木曜日にその存在が明らかになった後、全チームがフェラーリの革新的なデザインを集中的に研究しているはずだ。少なくともウイリアムズはそう確信しており、既に研究を開始していることを認めている。

「このようなケースでは、ほぼ一夜のうちに、つまり24時間以内に結果が出ることを期待している。データからそのアイデアが有効か否かを効果的に示し、それに応じて我々の開発方向を調整できるようにするためだ」

 フェラーリのリヤウイングは、フラップ背面に掲げられたIBMのロゴが空に向くように回転する。回転を制御するアクチュエーターはリヤウイングのエンドプレートに内蔵されているようだ。その分、エンドプレートは内側に膨らみ、厚くなっていることが分かる。

 こうしたデザインを他チームが採用するかどうかは現時点では不透明だ。現時点ではフェラーリも実験をしたに過ぎず、彼ら自身も再びこのウイングを使うかどうかも不明なのだ。

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