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【LUNA SEA真矢さん死去】最後に演奏した曲に込められた想い…日本のドラマー像を変えた男とファンの深いつながり

【LUNA SEA真矢さん死去】最後に演奏した曲に込められた想い…日本のドラマー像を変えた男とファンの深いつながり

真矢さんが最後に演奏した曲

メンバーの地元である神奈川県秦野市で行なわれている「秦野たばこ祭」には真矢さんも参加。2023年5月には「はだのふるさと大使」に就任し、市のイベントにも積極的に協力してきた。市の担当者はこう振り返っていた。

「3年連続で『秦野たばこ祭』に100万円を寄贈してくださっています。出演料も度外視し、市のPRになることに協力したいという思いを強く感じています」

祭りでは、自身のSNSで居場所を告知し、集まったファン一人一人と写真撮影に応じる。真矢さん目当てに行列ができることもあったが、どんなときも分け隔てなく、誠実に向き合う。市の職員はそんな彼の姿が印象的だったという。

1980年代後半から90年代初頭のバンドブームの中で、ドラムは後方にいる“目立たない存在”と見られがちだった。だが真矢さんは、そのイメージを塗り替えた。派手で、豪快で、確かな技術を持つドラマー像を提示し、「V系は怖い」という固定観念さえ変えていった。

彼の功績は、単なるバンド活動の枠に収まらない。日本のロック、そしてドラム史の一章を刻んだ存在だった。

真矢さんが最後にファンの前でドラムを叩いた曲は、2025年2月23日。LUNA SEAの東京ドーム公演のダブルアンコールで披露された「Foever & Ever」。歌詞には、こんな一節がある。

「Tonight 旅立とう 乾いた ここから 夜空につながれた 星たちのように Ah~ このメロディーは きっと永遠さ Forever & ever きっといつか たどり着ける」

そのとき彼は、涙をぬぐいながら必死にスティックを振り下ろしていた。真矢さんの魂のビートは、ファンの心に永遠に鳴り響き続けるだろう。

取材・文・撮影/ライター神山

 

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