MotoGPは2月21~22日にかけて、ブリーラムテストを実施。ここでドゥカティとアプリリアが示したレースペースが恐ろしいモノだったと、ペドロ・アコスタ(KTM)は語っている。
開幕戦タイGPが行なわれるチャーン・インターナショナル・サーキットを舞台に行なわれた今回のテストは、アプリリアとドゥカティ陣営でトップ5が占められた。KTMのアコスタはこの2メーカーに次ぐ6番手タイムだった。
なんとか食らいついているようにも見えるアコスタ。しかしテスト中のレースシミュレーションのラップタイムを見ると、アプリリアとドゥカティが恐ろしく強いと認めた。
「悪くない。悪くはないんだ」と、アコスタはテストを振り返っている。
「今朝やったタイムアタックにはかなり満足しているし、その順位にも満足している。午前のセッションではトップ5以内に入っていたし、そこは普段から目標にしているものだからね。トップからもそれほど離れていないかった」
「午後にはレースシミュレーションを行なったが、内容としては悪くなかった。確かにアプリリアとドゥカティのロングランは恐ろしく見えるが、正直なところ自分としてはかなり満足している。24〜25周目に到達してもタイヤはまだ”生きて”いた。ここは昨年とは大きく違う点だ。その点についてはとても満足している」
ドゥカティが依然としてMotoGPのベンチマークであり、アプリリアもこの冬に明確な進歩を遂げたことで、KTMの3番手という立ち位置が明確になってきている。
それでもアコスタは、KTMのマシンが昨シーズンのようにタイヤを過度に消耗しなくなった点に希望を見いだしており、決勝レースに向けた展望は改善していると話す。
「ドゥカティとアプリリアが僕たちより一段上にいるように見えるのは事実だ。ただ同時に、ここはシーズン中でもKTMにとってベストなコースじゃないという点も、しっかりと理解しておく必要がある」
「以前よりも、(タイヤの消耗面で)少しは耐えられるようになってきたようだ。確かにアプリリアとドゥカティはかなり速そうだけどね。ただ、シーズン最初のレースでトップ5以内に入れれば、それで十分に満足できる。期待は持てるよ」
なお今年のプレシーズンテストでアコスタは1度もクラッシュしなかった。MotoGP3年目のアコスタは、レースシミュレーションのためにもクラッシュに気をつけていたと認めているものの、転ぶことなくテストを終えられたことに満足しているという。
「正直に言って、本当にうれしいよ。それがタイムアタックでの制約になっていたのかもしれないけどね。午後にレースシミュレーションを控えていたから、余計なリスクを冒して、それに向けた準備時間を失いたくなかったんだ」
「とても満足している。バイクはより自然に感じられるし、変な動きもない状態だ」

