「もうAIに勝てないやろ」と言われたアーティストが本気で描いた、驚きのアナログ画がTikTokで人気です。手描きならではの表現方法と躍動感に、「メチャクチャ上手くて憧れる!」「AIにはない美しさ」といった反響が寄せられています。
ペンでぐちゃぐちゃ引いた線→少しずつ絵になっていき……
動画を投稿したのは、東京藝術大学を卒業した2人組「ちみ(chimi)」さんと「きー(key)」さんによるアーティストユニット「やきへねろん」(@yakiheneron)さん。バリエーション豊かな手法を駆使した絵画やドローイングをSNSで公開しており、過去にもさまざまな作品が話題になっています。
今回TikTokで反響を呼んでいるのは、「あなたはどんな絵を選ぶ?」と添えて公開したkeyさんのドローイング作品です。近頃、やきへねろんさんのSNSには「絵はもうAIに勝てないやろ」「AIでよくね?」といったコメントが届くのだとか。中には、作品について「これってAI生成画像の模写ですか??」と聞いてくる人もいるのだそうです。
しかしkeyさんは、「本当に、いいんですか?」「あなたに力を貸してくれる絵はどんな絵ですか?」と反論しつつドローイングを開始。真っ白な画用紙に、細い黒ペンでひっかくような線をたくさん引いていきます。
少しずつ現れる人物の姿
曲線や丸がザクザクと勢いよく描かれる様子は、意味のない落書きのように見えますが……。だんだんと線がつながって形になり、人物のシルエットが現れてきました。
大まかな形が取れたら、今度はグレーの水性ペンで全体を塗っていきます。塗り方の強弱で光を表現し、さらに濃い色のグレーやブラックを重ねて濃淡と影を追加。ところどころに仕上げの線を加えたら、逆光の中で踊っているような女性の後ろ姿の絵が出来上がりました!
少ない画材・色しか使っていないにも関わらず、完成した作品はコントラストが美しいメリハリのある仕上がりになっています。線の強弱やかすれを活用し、まさに人間の手でしか出せない味を表現していますね。最初の線画からは想像もつかない最終形だ……!

