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テオ・プルシェール、メルセデスの開発ドライバーに。WECプジョーと二足のわらじでF1の世界にカムバック

テオ・プルシェール、メルセデスの開発ドライバーに。WECプジョーと二足のわらじでF1の世界にカムバック

2023年F2チャンピオンのテオ・プルシェールが、メルセデスの開発ドライバーに加わった。プジョーのWEC(世界耐久選手権)のドライバーとなったことで、F1への扉は閉ざされたかに見えたが、その扉がほんの少し開いたようだ。

 2018年のF2王者であるジョージ・ラッセル、ランキング2位のランド・ノリス、同3位のアレクサンダー・アルボンがいずれもF1で活躍している。一方、2019年と2020年のチャンピオンであるニック・デ・フリーズとミック・シューマッハーは、少なくともF1に到達したものの、強いインパクトは残せなかった。

 2021年のF1王者であるオスカー・ピアストリは、アルピーヌとの契約で揉めつつも、マクラーレンに移籍してF1シートを獲得。2022年のF2王者であるフェリペ・ドルゴビッチは、その後数シーズン、アストンマーティンのピットウォールで機を伺っていたが、成果は得られなかった。

 ザウバー育成のプルシェールは、3年目の挑戦で2023年にF2チャンピオンとなったが、翌年にF1シートを確保できず。日本のスーパーフォーミュラに参戦したが、開幕戦を走ったのみでマクラーレンと契約し、インディカーに挑戦の場を移した。しかしそのマクラーレンがシーズン途中でプルシェールをラインアップから外したため、彼のキャリアは宙ぶらりんの状態となってしまった。

 その後のプルシェールにとっては、スポーツカーレースが希望の糸口となった。プジョーと契約を結び、2026年はWECのハイパーカークラスを戦うことになった。

「F2のタイトルを獲得して以来、本当に不運だった」と彼は昨年12月のプジョーの発表会で語った。

「少なくとももう少し良いチャンスと機会を得るに値するはずだった」

 そのプルシェールはメルセデスの開発ドライバーとして、2026年F1アカデミーチャンピオンのドリアーヌ・パン、F2で優勝経験があるジョシュア・デュルクセン、そして2000年代半ばにミナルディとスーパーアグリでレースをし、その後テレビの解説者に転向した経験豊富なアンソニー・デビッドソンを含む、シミュレータドライバーのリストに加わることになる。

 これはプルシェールにとって、F1における新たなチャンスと言えるが、ラッセルやアンドレア・キミ・アントネッリといったレースドライバーが欠場した場合、プルシェールが代役となることはないだろう。その役割は、キャデラックに移籍したバルテリ・ボッタスからリザーブドライバーの座を引き継いだフレデリック・べスティに委ねられる可能性が高い。

 ベスティは2023年にプルシェールに敗れ、ランキング2位だった。これはプルシェールのキャリアがいかに遠回りだったかを示している。

「メルセデスの開発ドライバーに加わることができて、とても誇りに思うし、感謝している」とプルシェールはソーシャルメディアに書いた。

「僕はこのチームがF1で勝利するのを見て育った。そして今、彼らと共に働き、彼らを代表できることを光栄に思う」

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