最新エンタメ情報が満載! Merkystyle マーキースタイル
脳トレ四択クイズ | Merkystyle
「ポケモンGOツアー最強論」に終止符か? カロス台南の現場で感じた「背景」への違和感とナイアンティックのジレンマ

「ポケモンGOツアー最強論」に終止符か? カロス台南の現場で感じた「背景」への違和感とナイアンティックのジレンマ

・背景問題が表面化

で、それを打破すべく(?)カロスツアーの目玉になっていたのがレイドで運が良ければ付く「背景」である。

正直なところ、あまりにも野生でやることが無さ過ぎたため今回は過去一レイドを頑張った。しかしそれは能動的というより「消極的な選択」であったことは申し上げておきたい。

……が、ここからが残酷なところで、レイドで色違いポケモンを引き当てても背景が付かなかったときのガッカリ感はまさに虚無。すでに一部のトレーナーの間では「背景が無いポケモンは無意味」という価値観が確実に広がっている。

思い返してみて欲しい。ワイルドエリア福岡で「色違いのスタッズカビゴン」が出た時は背景が無くてもメチャメチャ嬉しかったのではないだろうか?(そもそも背景が付かなかったため)。

一方、1年後のワイルドエリア長崎で「色違いのマントキテルグ」が出たとしても、背景が付かなかったら超ガッカリではなかっただろうか?

背景が開発された背景には「同じポケモンを何度も楽しく捕まえてもらう」というナイアンティックの永遠の課題があり、また「その時だけの特別な思い出になって欲しい」という想いが込められていることを過去の取材で確認している。

・背景で誤魔化してるのでは

そして「背景」はかなりの成功を収めていると言っていい。その反面「背景が無いポケモンは無意味」という価値観を生んでいる事実。ナイアンティックの公式Xが色違い背景ポケモンをリポストしているところを見ると、背景は積極的にプッシュしたい要素なのだろう。

とはいえ個人的には「ゲームの弱さを背景で何とかしようとするのはやめて欲しい」というのが率直なところ。ちょっと尖った言い方をすれば「背景で誤魔化している」と思えないこともなかった。

個人的にカロスツアーは「背景がネガティブな方向に進んでいる」と感じたイベントである。様々なジレンマはあるだろうが、せめて会場だけは背景を確定するなどの対策をしないと、背景がポケモンGOの未来に暗い影を落としかねないと感じた次第だ。

・リアルイベントとしては進化している

とはいえ、イベント自体は良くなっている点も複数あった。イベント時間終了後の10kmタマゴが落ちるのは良かったし、レイドのポケモンがほぼ1発で捕まることもストレスフリー。ゲームそのもののプレイングに関しては「より遊びやすくなっている」と言っていい。

また会場のネットワーク環境も文句なしで、会場自体の作り込みや広さ等も過去最高レベルではなかっただろうか? 台南の気候が暑すぎて朦朧としていたが、リアルイベントとしての完成度に文句はない。ただゲーム内容が弱かったという話である。

初開催の別売りチケット制「メガシンカナイト」は背景問題で評価が難しいところではあるが、参加者は相当いた。また「ロスはDJ効果でメッチャ楽しかった」とも聞いているので、今後のお楽しみ企画として期待しておこう。

・グローバルに向けて

さらに週末の「カロスツアー:グローバル」に参加するトレーナーに言えることは「メガシンカポケモンを準備しておこう」ということ。

「メガウツボット」「メガカラマネロ」「メガカイリュー」は「スーパーメガレイド」として開催される。スーパーメガレイドはポケモンが暴走してシールドを張るのだが、そのシールドはメガシンカポケモンでないと突破できないためだ。

実際に12人中8人がメガシンカポケモンを準備してウツボットに挑んだが(8人は全員フレンドさんで熟練者)、シールドを突破できずに負けてしまった。「誰かがやるだろ」とは思わず、必ずメガシンカポケモンを準備してグローバルに臨んで欲しい。

とまあ、やや小言が多い内容になってしまったが、台南自体はとても楽しかった。3日目は台南グルメを6食ハシゴしたし、台南は相変わらず最高! ただ「メシなんか食ってる場合じゃない」くらい熱く燃え盛りたいよねぇ~。

やや取っ散らかった内容であるが、私が言いたいのは「ゲームの弱さを背景で何とかしようとするのはやめて欲しい」に尽きる。残念ながら「GOツアー最強論」を下ろさざるを得ないカロスツアーであった。

なお。アローラ地方はポケモンが86種類で、地域限定はキュワワーのみ。連勝が途切れたことを思うとアローラツアーはちょっと慎重になってしまいそう。以上、ややほろ苦かったカロスツアー台南のレポートでした。

※ 本イベントのチケットは、主催会社から提供を受けています。記事の内容は筆者の見解です。

参考リンク:ポケモンGO公式サイト
執筆:P.K.サンジュン
Photo:©2025 Niantic, Inc. ©2026 Pokémon. ©2026 Nintendo / Creatures Inc. / GAME FREAK inc.
ScreenShot:『ポケモンGO』 (iOS)

あなたにおすすめ