吉本新喜劇が大阪交響楽団とコラボしたイベントが2月15日(日)、大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA WWホールで開催されました。『Daiwa House presents 大阪交響楽団×吉本新喜劇』と題されたステージは、重厚なオーケストラ音楽と新喜劇のギャグがマリアージュ! イベントは大和ハウス工業の顧客向けに開催されたもので、ここでしか見られない音楽と笑いの化学反応を堪能しました。

新進気鋭の指揮者が「LOVE」をテーマにタクトを振る
イベントは、漫才コーナーからスタート。ゆにばーす(はら、川瀬名人)、ツートライブ(たかのり、周平魂)、笑い飯(西田幸治、哲夫)がネタを披露しました。客席は家族連れが多く、小さな子どもの笑い声に思わずほっこりする一幕も。



続いて、MCを務める川畑泰史と宇都宮まきがステージに登場。前日がバレンタインデーだったこともあり、この日のプログラムは「LOVE」がテーマです。
この日の指揮は米田覚士さん。米田さんは、昨年9月にフランスで行われた「第59回ブザンソン国際若手指揮者コンクール」で優勝した新進気鋭の指揮者です。

歌劇「フィガロの結婚」で華やかに幕開け。続いてエドワード・エルガー作曲「愛の挨拶」を披露すると、川畑は「どことなく聞いたことある!」、宇都宮も「これが『愛の挨拶』か!ってなりましたね」と盛り上げます。さらに映画『ゴッドファーザー』から「愛のテーマ」を演奏。
そしてサプライズで、宇都宮が「ハンガリー舞曲第5番」の指揮に挑戦します! 恐る恐るタクトを握る宇都宮に、米田さんが「始まりの合図」「テンポ」「速さ」をレクチャー。

川畑が「大丈夫かいな?」とステージ袖で見守るなか、タクトを勢いよく振り上げると演奏スタート! 全身を使って楽団をリードした宇都宮のパフォーマンスに、米田さんも「素晴らしかったです!」と太鼓判を押しました。
一方、川畑は昨年に続いて、欧陽菲菲のヒット曲「ラブ・イズ・オーヴァー」を大阪交響楽団の演奏で歌いたいと熱望し、自慢の歌声を響かせました。

オーケストラの生演奏で新喜劇が展開!
後半はいよいよ「オーケストラ新喜劇」がスタート。ステージには大阪交響楽団のメンバーがずらりと並びます。“ホンワカパッパ~”でおなじみの「吉本新喜劇のテーマ」が、さっそくオーケストラの生演奏で響きわたりました。
物語の舞台は、大阪交響楽団の稽古場――。楽団事務員・川畑のもとに、新人事務員の酒井藍がやってきます。楽団の社長代理を務めるのは小寺真理。そこに借金取りの中條健一らが突然、現れます。
本来の楽団社長であり、5年前に失踪した西川忠志が積み上げた多額の借金。その借金のせいで、社長の弟・新名徹郎は恋人の小林ゆうと強制的に別れさせられる事態になります。

さらに、ゆうの許婚として“アホぼん”内場勝則まで登場し、事態はますます混迷。稽古場はバタバタの大騒ぎ――。
ストーリーに合わせてオーケストラの生演奏が響きわたり、新喜劇の笑いと連動したステージが展開されます。
レイチェルとオーケストラとの掛け合いでは、ウルフルズの「明日があるさ」、レミオロメンの「3月9日」、いきものがかりの「ありがとう」などを生演奏しながら展開。音楽で会話をつなぐユニークな演出で魅せました。

座員たちが登場する際には、ベートーヴェンの「運命」、チャイコフスキーの「くるみ割り人形〈花のワルツ〉」「白鳥の湖〈情景〉」といったおなじみの名曲を演奏。
また忠志が、昨年10月にリリースしたデビュー曲「愛されオジになりたい」の冒頭をオーケストラで披露する場面もありました。
