
シンガーソングライターのコレサワが2月15日、全国5都市を巡る初のZeppツアー「コレサワ Zepp LIVE 2026 ラブリーパンクツアー」の最終公演を東京・Zepp DiverCity(TOKYO)で開催した。“ラブリー”と“パンク”という一見相反する言葉を掲げた本ツアー。可憐さの奥にあるとげや、失恋という逆境に抗う強さを歌ってきた彼女の二面性が、より鮮明に打ち出されたステージとなった。
■ピンク×黒の世界観 “ラブリーパンク”な空間で開幕
会場にはピンクと黒を基調に、スパイクハートや金網、鎖などパンキッシュなオブジェが配された2階建てステージが出現。コレンズ(ファンの愛称)の装いもキーカラーで統一され、場内にはパンクチューンが流れ、Zepp DiverCityは“ラブリーパンク”な世界観に染まっていた。
オープニングSEが鳴り響くとピンクの光線が走り、サポートのひぐちけい(Gt)、U(Dr)、なかむらしょーこ(Ba)、北村真奈美(Key)が登場。2階ステージから現れたコレサワは、ブリティッシュパンク風タータンのセットアップに黒のロングブーツ、さらにピンクのボブウィッグという大胆な装いで観客を沸かせた。

■「楽しむ準備はできてますか?」 攻めのセットリストで加速
「楽しむ準備はできてますかー? Let’s go!」と叫び、「センチメンタルに刺された」でライブはスタート。「あたしを彼女にしたいなら」では「一緒に歌って!」「みんな、手上げて!」とフロアを煽り、音圧の高いアグレッシブなサウンドで一気に熱量を引き上げる。
「ラブリーパンクツアーへようこそ」とあいさつすると、「お前ら、にゃんにゃん言えるのかー!?」と挑発し、「にゃんにゃんにゃん(パンクver.)」を披露。黒い猫耳を着用し、ラストはメロイックサインで締めるなど、ツアーならではの演出で魅せた。
メドレーでは「Drama」など4曲をシームレスに展開。骸骨マイクを手に2階ステージで歌い上げる姿は、ロックスターさながらの存在感を放っていた。
日替わり曲コーナーでは、3月18日(水)配信リリースの新曲「最後のべんとう」を初披露。「チョコレートのガーナさんとコラボして作った曲で、お弁当をテーマに書きました。お弁当を作ってもらった記憶を思い出しながら聴いてください」と紹介。「ごちそうさまでした」のフレーズでは早くも合唱が起こり、楽曲の広がりを予感させた。
■“コレンズが埋めてくれた” 感謝を込めた「あたしの恋人」
ツアーコンセプトについて「今回は初めてグッズや衣装に黒を使ったり、トゲトゲしい感じにしました」と語り、ステージセットを「悪いことをするためのガレージ」と表現して笑いを誘う場面もあった。
全公演ソールドアウトを受け、「コレンズが隅々まで会場を埋めてくれて、こんなありがたいことはないし、それを当たり前やと思ったらあかんなって。みんなが来てくれてることに感謝して、これからもコレンズがコレンズでいてくれるように、コレサワがコレサワでいられるうちに、いっぱいこういうライブをしたいと思います」と思いを吐露。
「今日だけはコレンズを想って歌います」と前置きし、「あたしの恋人」を切々と歌い上げ、会場を温かな空気で包んだ。

■初ホールツアー「THE PINK」発表 台湾公演など2026年も加速
後半戦では「浮気したらあかんで」「ファミレスへGo!」「元彼女のみなさまへ」などを畳み掛け、ピンクと銀のテープが舞う中、フロアは最高潮の一体感に包まれる。
さらに「Zeppツアーが終わったら、次は夢のホールツアーを開催します!」と発表。2026年9~12月に開催される初のホールツアーのタイトルが「コレサワ HALL TOUR 2026 THE PINK」に決定したことを明かし、「ピンクは私が一番大好きな色で、ラッキーカラーだと思っているんですけど、今回はどんなツアーになるんでしょうか。ワクドキ」と期待をにじませた。
ラストは「(ハート)人生(ハート)」で晴れやかなエンディング。「ライブが終わっても、ラブリーでパンクな気持ちで乗り切ってください! そして、また違うところで会おうね。みんな大好きだよ!」と呼びかけ、初のZeppツアーは幕を閉じた。
2025年の日本武道館公演に続き、念願のZeppツアーも成功させたコレサワ。3月7日(土)の台湾公演、6月16日(火)の「コレサワ LIVE 2026 きみとデート vol.3」、そしてホールツアーと、2026年も挑戦は続く。さらなる飛躍へと踏み出す彼女の動向に注目が集まる。

■「コレサワ Zepp LIVE 2026 ラブリーパンクツアー」
◇2月15日(日)◇東京・Zepp DiverCity(TOKYO)
<セットリスト>
M01. センチメンタルに刺された
M02. あたしを彼女にしたいなら
M03. にゃんにゃんにゃん(パンクver.)
M04. SPARK!!※メドレー
M05. Drama※メドレー
M06. Fコード※メドレー
M07. Day by Day※メドレー
M08. 最後のべんとう
M09. デートの前の夜に
M10. あたしの恋人
M11. SSW
M12. 優しくない女の子(アコースティックver.)
M13. 前髪
M14. 浮気したらあかんで
M15. I LOVE ME
M16. いたいいたい
M17. ライブ終わりに
M18. ファミレスへGo!
M19. 元彼女のみなさまへ
M20. (ハート)人生(ハート)

