気づけば私だけが知らない予定があった
息子が幼稚園に入園してから、私は同じクラスのママたちと自然にグループができました。最初は和やかな雰囲気で、LINEグループでの情報交換も楽しいものでした。しかし、年中に上がった頃から、少しずつ違和感を覚えるようになったのです。みんなが話している公園遊びの日程を、私だけ知らないことが増えていきました。「あれ、聞いてなかった?」と言われるたびに、自分の確認不足かと思い込んでいたのですが、それは違いました。グループの中心にいたAさんが、私を外した別のグループを作っていたことに、半年以上も気づかなかったのです。
偶然知った「もう一つのグループ」の存在
ある日、仲の良かったBさんが、申し訳なさそうな顔で教えてくれました。「実は、あなた以外で連絡を取り合うグループがあるの」と。
Bさん自身もその状況に心苦しさを感じていたそうです。理由を聞いても、Aさんが「なんとなく合わない」と言っていた程度で、明確なきっかけはないとのことでした。私は驚きよりも、長い間抱えていた違和感の正体がわかり、どこか腑に落ちた気持ちになりました。悲しさはありましたが、それ以上に、曖昧なまま過ごしてきた時間がもったいなく思えたのです。
