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コント職人いぬが語る“土下座”の真相とは!? KOCファイナリストから3年ぶりの単独ライブは「みんなに愛されたい」

『キングオブコント2022』ファイナリストであり、キス&マッスルを駆使したネタで話題となったいぬ(有馬徹、太田隆司)。彼らの3年ぶりの単独ライブ『老若男女に愛されたい』が、3月7日(土)に東京・YOSHIMOTO ROPPONGI THEATERで開催されます。タイトルのとおり、「キスネタや下ネタでなく、家族で安心してみてもらえるネタを用意している」といういぬの2人ですが、本人たちのSNSには土下座でチケット購入をお願いする動画も上がっていて、どうやらピンチの様子!? 今回は、その真意を聞いてきました!

出典: FANY マガジン
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宮崎県出身の同級生コンビで芸歴は16年目と中堅芸人への道を歩み始めている“いぬ”は、NSC(吉本総合芸能学院)入学以来、コント師の道をずっと地道に歩き続けてきました。最近では、太田がラグビー経験を生かして、マヂカルラブリー・野田クリスタルが創設したトレーニングジム「クリスタルジム」でトレーナーを始めたり、『THE SECOND』に出場して漫才に挑戦したり、その活動の幅を広げています。

作り方を変えて“量産型”で挑む今回の単独ライブ

――3年ぶりの単独ライブが3月7日(土)にひかえています。KOCファイナリストになったのが2022年。なぜ3年ぶりに、いまなんですか?

有馬 ネタに関しては、2022年から新ネタライブを毎月やっていて、月に3本作ってきたんです。それをやっているので、単独ライブでっていう感じにもならなかったんですけど、(2025年7月に)YOSHIMOTO ROPPONGI THEATERというコントの劇場ができて、最初の支配人が僕たちもよく知っている社員さんで、「せっかくコントの劇場ができたんだから、いぬも単独ライブやらない?」と声をかけてくださった。それがきっかけです。

いままでの新ネタは、KOCを意識して5分の尺に特化して作っていたんですが、単独ライブとなるともう少し視野が広がるというか、自分たちがちょっと行き詰っているような部分、そこを打破するようなネタが作れるんじゃないかと思って、踏み切った感じですね。

太田 毎月やっている新ネタ3本のライブは、僕らだけでなくゲストもいるから、集客という意味でも、まぁなんとかいけていた。でも、単独ライブやろうとなったときに、正直、ぼくは最初に「集客大丈夫かな……」という心配があって。ネタはまぁ大丈夫だろうと思っていたんですけど。

出典: FANY マガジン
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――集客というと、2月11日(水・祝)に公式YouTubeチャンネルで公開した“土下座”動画が話題です。ネルソンズ(和田まんじゅう、青山フォール勝ち、岸健之助)が、1月の単独ライブをめぐってアップした土下座動画が話題になりましたが、それを思い起こさせる動画でした。

有馬 そうなんです。ネルソンズさんの完コピでして。

太田 ネルソンズさんに直接、相談して「集客やばいので、やらせてもらっていいですか」と。どういうふうにしたらいいかって相談したうえでのあれです。

有馬 ウラ話になりますが、最初に「僕らも六本木、集客やばいんですよ」と言ったら、和田さんが「じゃ、いぬの単独なのに、オレが(ネルソンズの土下座動画と)同じスタイルで土下座してやるよ」と言ってくれて(笑)。でも青山さん、岸さんも含めて話し合ったときに「いぬの本当の気持ちをちゃんと伝えたほうがいい」ということになり、僕らだけでというあのスタイルになりまして。

太田 だからあの動画を撮っているとき、ネルソンズさんが向こう側でずっと見守ってくれてたんです。

有馬 本当にむちゃくちゃ優しくて。実は飛び出しで別の劇場に行かなきゃっていうタイミングで。タクシーを待たせているけど、僕らの動画を見届けて急いで行くという感じで(笑)。

出典: FANY マガジン
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――ネルソンズはあれで結局、チケットが売れて即完になったらしいですからね。

太田 僕らもそれに続きたいところです。

有馬 実際、あの動画を出してチケットの売り上げが増えたとは聞いているので。

太田 ここから何かもう一個。

有馬 いま滝に打たれながらお願いするっていう案も出ています。意味があるかはわからないですけど、熱意だけでも伝わればと思います。

太田 やれることは全部やって。なんとしてでも。

――心配の部分は集客部分のみで、ネタに関しては毎月作ってきた経緯もあるし、自信はあるわけですよね。

有馬 毎月の新ネタライブは大変だったんですけど、2~3年やってきたのである意味、マンネリ化はしていたんですよね。

太田 僕らのなかでもルーティンになっちゃっていて。ネタ作りもギリギリになっていたり。そのなかで、3年ぶりの単独ライブはいろんな意味で刺激になった。

有馬 作り方も変えていまして。いままではネタの設定とかじっくり考えるほうだったんですが、1日に1設定以上は出すという「大量生産型」に変えまして。それがどうなるかというところですね。いま100本はあるんですけど、太田が認めているのは20本そこそこなんで、だいぶ厳しいんですよ。

出典: FANY マガジン
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太田 全然やってもいいっていう良いネタもいっぱいあるんですけど、一応、僕の中で「いぬ」がやって面白いのか、っていうのをボーダーにしていまして。他の人がやってもウケるんじゃないのかなってネタよりも、僕らだからっていうのをやるべきだと思うので。

いぬがやる意味合い。面白い設定はたくさん出してくれるので、よりオリジナリティというか、いぬがやる意味あるものを見たいなと、僕自身が思うので。

有馬 ありがたいですよ、厳しい相方で。こいつにまだ「これ、ヤバいな! めっちゃいい!」って言われたことはなくて。だからいつか言わせたい。

有馬が「今年イチ笑った」という神がかったVTR撮り

――今回のタイトル「老若男女に愛されたい」に込めた思いは?

有馬 これは僕が出したタイトルでして、意味合いは強いんです。やっぱり、いま僕らのネタの世間的なイメージが下ネタみたいな感じになっていて。

キング・オブ・コントはキスのネタですし、SNSでバズったネタはおしっこビールというネタなので、街中でも声かけられるのはそういう下ネタ系のものなんです。「面白いけど、好きにはならない」みたいなイメージになっているのかなと。なので、愛されたいなと思ったんですよね。

太田 僕らのネタって男向けみたいなイメージがあるんですけど、劇場の土日にやっているような寄席とかでもちゃんと笑い取れているんで。一見のお客さんでも、ちゃんと笑ってもらえるので、そういうお客さんの層を増やしていけたらいいなと思っています。

出典: FANY マガジン
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有馬 なんなら、いま一見さんとかの前のほうがウケるぐらいというか(笑)。初見のお客さんのほうが笑ってもらえる感じもあるので。

太田 KOCファイナリストのあとに、学園祭とかも呼んでもらえることが増えたんですが、そうなったときに、みなさん「キスのネタはちょっと」とか下ネタNGみたいなことがあって。安心して笑ってもらえるネタもたくさんあるので。

――単独ライブというと、ブリッジのVTRなどもありますか?

有馬 そうなんです。この間、撮ってきたんですけど、今年イチぐらい笑いました。もう笑い過ぎてめちゃくちゃ楽しかったんですけど、もしかして自分たちだけが面白くなっている可能性も(笑)。予想外なことが起きてそれが面白かったというのもあるので。

太田 なんか楽しかったんですよね。3年ぶりのVTR撮りだったんですけど、僕らのVTRを取ってくれるのが、10年ぐらい撮ってくれているスタッフさんで。僕ら2人と3人で1日、レンタカーでいろいろなところを回りながら、仕事なんですけど、旅行感覚というか、とにかく楽しかったんで。

有馬 最低人数でスタッフもいないので、太田のアップのときは、僕がマイク持って裏方やったり(笑)。そういうのもひっくるめて楽しかったから、久しぶりの単独には不安や焦りもあるんですけど、同じくらい楽しんでいる自分たちもいるんですよね。

出典: FANY マガジン
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配信元: FANY Magazine

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